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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科9巻6号

1955年06月発行

診療室

胎兒心音拡大装置に就いて

著者: 安井志郞1

所属機関: 1東東大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.616 - P.619

文献概要

 I.分娩時に於ける胎児心音聴取の必要性に就いては多言を要しない所であり,殊に分娩遷延・無痛分娩等の場合には頻回の心音聴取,出来れば持続聴取が望ましい。又ともすると微弱なため聴取困難な事が多く,之を拡大出来れば,妊娠の診断・胎児の生死判別等は容易となり,示説にも役立っものと考えられる。
 これ等の目的のための試みは従来数名の人々によってなされ,又これ以前より研究の目的で心音波形の描写が試みられていた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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