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症例研究
無脳児のレントゲン診断について
著者: 真中肆郞12
所属機関: 1東京都教職員互助会 2三楽病院産婦人科
ページ範囲:P.699 - P.701
文献購入ページに移動 無脳児は新生児畸形中,比較的屡々遭遇するものであるが,妊娠中にその診断を下すことは却々困難である。その確定に当り,レントゲン撮影は必須のもので,1917年James Caseにより初めて報告せられて以来,内外諸家により報告されているが,著者も最近妊娠第10ヵ月初めに,レ線写真によりその診断を確定し得た1例を経験したので,こゝに報告する。
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