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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科9巻8号

1955年08月発行

文献概要

海外文献抄録

切迫早産のRelaxine療法について,他

著者: D.Abramson

所属機関:

ページ範囲:P.783 - P.785

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 1926年Hisawはrelaxineを発見した。本法はestro-genを与えたモルモットの骨盤を弛緩する作用を有する。relaxineは妊娠初期の3ヵ月間に血清中に見出されたが  (Abramson),最近全ての妊婦血清中書に存在することが 分つた(Zarrow)。
 吾々は5例の29週乃至31週の妊婦の切迫早産患者に,relaxineを筋注して治療し,妊娠を36週乃至40週まで持続せしめ得た。全例に於て嫌日胎児書は異常がない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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