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pHの測定法(Ⅰ)
著者: 山賀礼一1
所属機関: 1東京医科歯科大学理工学教室
ページ範囲:P.293 - P.295
文献購入ページに移動1.pHの概要
我々が日常接している水溶液は大きく分けて,塩酸の水溶液のごとく電気を導く溶液と,砂糖水のように電気を導かない溶液とがある。電気を導く溶液はそこに溶けている物質が解離して十,−のイオンになつていて,これらの十−イオンが電気の作用で動くのである。
塩酸の水溶液では次式のように解離してH+イオンとCl—イオンになつている。
我々が日常接している水溶液は大きく分けて,塩酸の水溶液のごとく電気を導く溶液と,砂糖水のように電気を導かない溶液とがある。電気を導く溶液はそこに溶けている物質が解離して十,−のイオンになつていて,これらの十−イオンが電気の作用で動くのである。
塩酸の水溶液では次式のように解離してH+イオンとCl—イオンになつている。
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