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綜説
化学療法における細菌検査の問題点
著者: 徐慶一郎1
所属機関: 1関東逓信病院臨床検査科
ページ範囲:P.1093 - P.1096
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予研から当院へ転勤し,細菌,ウイルス,血清関係の臨床検査業務に関係するようになってから,早くも11年余を経過した。
この間,本領域における学問の進歩は,象ことにめざましいものがあり,中でも,細菌検査としては,数多くの既製培地の導入により,細菌の分離培養ならびに同定検査が簡易化され,さらに,ディスク法による薬剤感受性検査法の確立により,化学療法に直接寄与するところがきわめて大きくなったため,日常検査における細菌検査の比重が,ますます大きくなったといえよう。
予研から当院へ転勤し,細菌,ウイルス,血清関係の臨床検査業務に関係するようになってから,早くも11年余を経過した。
この間,本領域における学問の進歩は,象ことにめざましいものがあり,中でも,細菌検査としては,数多くの既製培地の導入により,細菌の分離培養ならびに同定検査が簡易化され,さらに,ディスク法による薬剤感受性検査法の確立により,化学療法に直接寄与するところがきわめて大きくなったため,日常検査における細菌検査の比重が,ますます大きくなったといえよう。
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