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文献詳細

雑誌文献

臨床検査10巻11号

1966年11月発行

文献概要

綜説

化学療法における細菌検査の問題点

著者: 徐慶一郎1

所属機関: 1関東逓信病院臨床検査科

ページ範囲:P.1093 - P.1096

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まえがき
 予研から当院へ転勤し,細菌,ウイルス,血清関係の臨床検査業務に関係するようになってから,早くも11年余を経過した。
 この間,本領域における学問の進歩は,象ことにめざましいものがあり,中でも,細菌検査としては,数多くの既製培地の導入により,細菌の分離培養ならびに同定検査が簡易化され,さらに,ディスク法による薬剤感受性検査法の確立により,化学療法に直接寄与するところがきわめて大きくなったため,日常検査における細菌検査の比重が,ますます大きくなったといえよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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