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文献詳細

雑誌

臨床検査10巻12号

1966年11月発行

特集 グラフ特集臨床検査の基礎

血液と消化液の採り方

採血の手技

著者: 野村 武夫1

所属機関: 1東大病院中央診療部

ページ範囲:pp.10-17

文献概要

 血色素量測定,血球計算,血液塗抹標本作製,血糖測定など微量の血液で足りるさいには毛細血管血液を用いるが,0.2ml以上の血液を必要とする場合には一般に静脈血を使用する。その他特殊な検査目的,たとえば血液のガス分析,血液培養などには動脈血の必要なことがある。採血は通常特に指定のないかぎり早朝空腹時に行ない,食事などの諸条件による測定値の変動をできるだけ避げねばならない。

 なお,近年,採血に使用する種々の"使い捨て"disposable器が考案され,その一部はわが国においてもすでに広く実用に供されている。たとえば,毛細管血液を使用する場合には,メスの代りに皮膚穿刺具(図9参照)が用いられ,血糖測定など毛細管血液の一定量採取用の"使い捨て"ピペットがあり,さらに一歩進んで,ピペットもしくはメランジュールを用いずに血色素測定・血球計算用に血液を一定倍数に稀釈できる器具(Unopette)も考案され,市販されている。一方,静脈血の採取には,"使い捨て"注射針・注射筒があり,国産品にすぐれたものがあって,すでに試用の段階を経て正式に採用している病院が多数ある。静脈採血具としてはその他,注射筒を用いずに,ゴム栓真空試験管を代りに使用し,一端を静脈内,他端をそのゴム栓に穿通させた針を介して,血液が自然に試験管内に流入するように工夫した器具(Vacutainer)がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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