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検査室メモ
血清マグネシウムの簡易,迅速超微量定量法
著者: 茂手木皓喜1 金子孟1
所属機関: 1東大病院・中央検査部
ページ範囲:P.339 - P.341
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マグネンウムの定量には,現在は主にTitanYellowによる比色法が行なわれているようである。これはTitan Yellowとマグネシウムとのレーキ呈色を比色するものであるが,この反応は不安定なのでポリビニルアルコールを加えて安定化している。しかしそれでもなお不安定で再現性が幾分悪いようである。われわれはマグネシウムとsodium-1-azo-2-hydroxy 3(2,4-dimethylcarboxanilide)naphthalen-1-(2-hydroxyben-zene-4-sulfonate)(以下Mann dye試薬とする)との呈色が安定で,血清の除蛋白も不要で,しかも超微量でできるという方法1)について追試し,操作を改良しある程度満足すべき結果が得られたので以下に報告する。
マグネンウムの定量には,現在は主にTitanYellowによる比色法が行なわれているようである。これはTitan Yellowとマグネシウムとのレーキ呈色を比色するものであるが,この反応は不安定なのでポリビニルアルコールを加えて安定化している。しかしそれでもなお不安定で再現性が幾分悪いようである。われわれはマグネシウムとsodium-1-azo-2-hydroxy 3(2,4-dimethylcarboxanilide)naphthalen-1-(2-hydroxyben-zene-4-sulfonate)(以下Mann dye試薬とする)との呈色が安定で,血清の除蛋白も不要で,しかも超微量でできるという方法1)について追試し,操作を改良しある程度満足すべき結果が得られたので以下に報告する。
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