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研究
血清ビリルビンの微量測定法について
著者: 川西孝1 白方隆晴1 小原早己1 坂手倫子1 若林宣子1
所属機関: 1岡山県衛生検査技師会ビリルビン研究班
ページ範囲:P.372 - P.374
文献購入ページに移動最近,新生児の核黄疸の早期診断に血清ビリルビンの測定が頻繁に行なわれるようになり,このさい検体は毛細管で採取したきわめて微量(血清0.05ml程度)の血清で測定しうることが望ましく,また成人においても同時に他の肝機能検査を行なうことから,微量(血清0.1〜05ml程度)で測定されることが望まれている。このようなことから,われわれは現在までに発表されている色々な測定法から2〜3の測定法を選び,Evelyn-Malloyのマクロ法を標準として検討を加えた。さらに,ジアゾ反応のさいにしばしば問題となる溶血の影響について検討を試みたのであわせて報告する。
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