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文献詳細

雑誌文献

臨床検査10巻4号

1966年04月発行

文献概要

研究

血清鉄,血清銅の簡易,微量測定法

著者: 岡本明子1 茂手木皓喜1

所属機関: 1東大病院中央検査部

ページ範囲:P.379 - P.382

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はじめに
 血清鉄,血清銅の定量には現在キレート化合物による比色法がひろく行なわれている。キレート剤の種類によってそれぞれ長短はあるが,共通した欠点は反応の不安定なこと,他の物質の妨害をうけやすいこと,試料を大量に要することなどである。これらの欠点を最少限にしたといわれ,バソフェナントロリン,バソキュプロインを使用した簡易測定試薬キットについて,われわれはさぎにその検討成績を報告した。このたびは,さらに簡易化,微量化したと称するSchweizerhall社製のキットを検討する機会を得たので,以下報告する次第である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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