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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査10巻5号

1966年05月発行

雑誌目次

グラフ

トキソプラスマ症

橋本 雅一

pp.406-407

 トキソプラスマ(三日月原虫—Toxoplasma gondii)は病原性原虫の1種であり,ヒトや動物に寄生して多種多様な症状を発現する.

 この原虫は1908年Nicolle and Manceauxによってヤマアラシからはじめて検出されたのであるが,1937年Wolfらにより,脳水腫のある新生児からこの原虫が検出されるにいたって人体感染例が注目されるようになり,わが国でも1954年の宮川の報告をはじめとして,この疾患が相ついで報告されるようになった.

バンスライク検圧計

松村 義寛 , 萩原 茉利子

pp.409-416

 血液中の酸素量の分析法のうちで再現性も精度も優れているのがバンスライク検圧法である。原理はきわめて簡単であるが,使用法は熟練を要する。

総説

赤沈の実際とその理論

阿部 正和 , 磯貝 行秀

pp.417-421

赤沈とは

 血液に抗凝固剤を加えて小さい試験管に入れ,まっすぐに立てておくと赤血球は血漿の中を沈降してゆく。これは赤血球と血漿との間に比重の相違があるからである。この赤血球の沈降反応を簡単に"赤沈"あるいは"血沈"とよんでいる。

 この現象は,古くから知られており,病気の診断,経過,あるいは予後を判断するのに利用されてきた。しかし,この反応があまりにも非特異的であり,しかもその反応のメカニズムに不明の点が少なくないために,その価値については必ずしも高く評価されていないうらみがある。とくに最近のようにすばらしい検査が次から次へと登場してくると,昔ながらの赤沈という検査は臨床の片隅へおいやられている感がないでもない。そういう立場から,ここで赤沈がどのようなからくりに基づくものかを新しい医学知識の観点より再評価することも,意味のあることだと考えるのである。まず赤沈の歴史をざっと概観してみよう。

技術解説

網球算定法—特にBrecher法について

寺田 秀夫

pp.422-425

網球とは

 網球は幼若赤血球の一つの型で,成熟赤血球のすぐ前の段階にあり,骨髄内では約40時間,末梢血では24〜29時間で成熟赤血球になるといわれる。これらの関係を赤芽球の分化発育段階の模型(図1)で示すと,幹細胞から前赤芽球,好塩基性赤芽球,多染性赤芽球,正染性赤芽球と分化成熟し,ついで脱核して成熟赤血球となるが,幼若赤血球であればあるほどその細胞質内に多量のRibonucleic acid (RNA)を含み,細胞の成熟と共にその量はほぼ直線的に減少し,網球の末期に消失する。したがってギームザ染色やライト染色によって認められる細胞質の好塩基性の推移はこのRNAの量に平行する。

 網球を超生体染色標本で鏡検するとみられる網状顆粒質Substantia granulofimamentosa(Substantia reticulofilamentosa)とよばれる緑青色の網状顆粒状物質は,細胞質内に残存せるRNAを含むミクロゾーム(michrosome)である。

末梢神経の染色手技—特に鈴木法について

渡辺 明

pp.426-428

 神経系の染色,特に鍍銀法は,病院検査室の技術者には,なにか煩雑な操作が多く,成果の判定も,つかみどころの悪い感じを与え,とっつきにくいものとして敬遠されがちである。末梢神経の鍍銀法においても,Gros-Schultze法,その他,種々の優れた染色法があり,それぞれ独自の工夫,改良が加えられているが,今日においてもまだ相当の熱練を要し,慎重に行なってもなかなか思うような成果が得られぬ現状である。そのできばえは,材料の新旧や固定のよしあしなどにも左右され,しばしば特殊な固定を必要とするとされていて,普通の生検材料や古い剖検材料などではあまりその成果が期待できないと考えられがちであるが,神経系の腫瘍の診断には必須な染色であり,まとまった2〜3時間で,しかも10%フォルマリン固定の材料からでも,かなりの成果を上げ得るので,ぜひ試みるべきであろうと思う。私は優れた数種の染色法を行なった結果,鈴木1)2)4)瀬戸2)3)両法を選び,特に鈴木法が比較的失敗も少なく,数多くの切片を一度に処理できるので,その染色手技について述べてみたいと思う。

呼気量計のつかい方—スクリーニング用としての呼気量計

梅田 博道

pp.429-431

呼気量計とは

 ゴム製のふいごで呼気量を測定し,ふいこのふくらみに連動して一定の速度で記録ペンが動き,呼気量の時間的推移がわかるようにできている簡単な装置を呼気量計と名づける。一般にバイテーラー,あるいはバイタロールとよばれているが,Vitalorは米国マツケッソン社の商品名で,わが国でもいくつかのメーカーが作製し,それぞれの名称をつけて発売しているから,呼気量計という名で総称するのがよいと思う(写真1)。

真菌検査法総論—≪その2≫形態検査法

川北 祐幸

pp.432-436

形態検査法

 真菌類の形態をしらべるには,まず肉眼的に,集落の形,発育速度,色調を観察しなければならない。これには,中試験管の斜面培養では,集落の特徴がはっきりしないので,亀の子型コルベンあるいはシャーレを用い,巨大集落を作るのがよい。

カビ類(接合菌類,子嚢菌類,不完全菌類)

ニュース

—小島三郎記念会—記念文化賞を設定 フリーアクセス

pp.428

 先に発足した「小島三郎記念会」では,その記念事業の一つとして「小島三郎記念文化賞」につづき「小島三郎記念技術賞」を設定したが,その詳細が運営委員長,福見秀雄氏より発表された。

 これは,前国立予防衛生研究所長故小島三郎博士が生前衛生検査技師に対する深い関心と,衛生検査技師法成立に対する尽力,日本衛生検査技師会の設立など衛生検査方面の多年にわたる遺徳を永く記念して設定された。またこれは小島先生が日頃深い関心を寄せ,常に指導を惜しまなかった衛生検査(臨床検査を含む)業務に携わっている人びとを対象とし,衛生検査業務に多年従事し,後進の指導に功労のあったもの,あるいは検査術式の考案,改良などに功績のあったものに毎年1回贈られるもので,記念会が委嘱した選考委員が審査を行なう。推薦は記念会が関係領域の学識経験者に委嘱するのを原則としている。

貭疑応答

検査技師が静脈採血を行なう是非について

中野 勝美 , 樫田 良精

pp.431

≪質問≫

 われわれの病院の検査室では凝固時間の測定にLee-white法を行なっています。

 このさい,検査技師が静脈採血を行なうことが,許されているかどうか,またどの程度まで患者に接することが許されているのか御教示下さい。

レポート

みつめたい私達の現状≫1≪—アンケートにみられた全国大学病院衛生検査技師の実態

清水 加代子 , 大沼 康子 , 相沢 久美江 , 石戸谷 豊

pp.438-440

 昨年京都で開催されました日本臨床病理学会総会で「検査部運営の諸問題,ことに人の問題」を担当するにあたりまして,全国の技師の方々から熱心なアンケートをいただきました!皆様のアンケートから中検にはきわめて意欲的な技師の多いことを知りましたが,そこには検査部内の人間関係にいろいろな問題があることもわかりました。このまとめはいずれ臨床病理に掲載されると思いますが,学会の限られた時間では一人一人の熱心な意見を表現することが不十分でした。それでこの度は,技術員の立場から誰にも遠慮なく書いていただくため,私のところの技師にいろいろな問題を指摘してもらうことにしました。お忙しい仕事の合間に一読していただき,よりよい中検建設の一助になれば,私として皆様へのお礼の一端として望外の喜びと思います。

 この度のアンケートに御協力していただきました全国の皆様に厚く御礼申し上げます。

座談会

検査技師の再教育をめぐって

樫田 良精 , 河合 忠 , 河喜多 龍祥 , 寺村 公 , 広明 竹雄 , 藤沢 武吉 , 三浦 英夫 , 和田 浩

pp.450-459

 人間の生命をあずかる医療,その一環をになう検査技師のしごともまた常に生命と直結しているといわねばならない。検査技師の教育とは他の職業にもまして重要なのだが……。

講座 やさしい数学

確率入門(2)

高垣 東一郎

pp.460-465

≪はじめに≫

 前回の確率入門(1)のはじめに,確率の考えが自然科学の多くの分野において重要な役割をはたしていることを述べた。

 そして主として,理論的な数学的(先験的)確率をとり上げ,簡単な例題をとおして重要な基本定理のいくつかを理解した。

外国雑誌より

蜂密の味一血中ぶどう糖定量法のFolin-Wu法の批判,他

中 甫 , 吉野 二男

pp.466-467

血中ぶどう糖定量法のある方法は他の非ぶどう糖還元物質も同時に測定していることが広く知られている。この文献で著者はFolin-Wu法が正確な測定法ではないということと,真糖値を表わさない測定法は不十分であることの証拠を示すことを目的としている。Folin-Wu法による値は真糖値の3〜5mg%以内の値を示す方法,すなわちSomogyi-Nelson法と比較きれた。Folin-Wu法の理論上の欠陥は,1.除蛋白(タンゲステン酸)

 この方法は血漿から蛋白を完全に取り除くことができず,全血の酸性濾液中に多量の糖様物質(非ぶどう糖還元物質)を残してしまう。この糖様物質にはシスティン,ゲルタチオン,クレアチニン,グルクロン酸エルゴチオニンのような物質が含まれている。これらの糖様物質は大半が赤血球中にある。血漿と赤血球の比は10:47であるから,もし赤血球が分解しないような等張液中で沈殿させればこの蛋白沈殿の段階は改善できるであろう。

研究

喀痰検査におけるβ-Streptococcusの選択培地について

小林 良彦 , 伊藤 賢次郎 , 宮嶋 京子

pp.469-474

緒言

 われわれは汚染材料,特に喀痰よりのβ-Streptoco-CCUSの分離培養の困難な場合を往々にして経験する。すなわちβ-Streptococcusの集落がわずかに2〜3個にてその意義を疑問に感ずる場合もあるし,また国内常在菌が非常に多く,その集落の密集している中に溶血環を認めても集落を判別しがたく,したがって分離が全く不可能な場合も多い。もし国内常在菌と称せられているNeisseria,α-StreptococcusまたはStaphylococcusやグラム陰性桿菌の発育を抑制し得るならばβ-Streptococcusの分離は容易となるであろう。すでにLowbury氏らはPolymixin B,NeomycinおよびFusidie acidを血液寒天培地に加えることより溶連菌の分離が容易となることを報告した。私どももColistinを血液寒天培地に加えることによりβ-Streptococcusの分離が容易となるのみならず溶血環もきわめて明瞭に観察し得,その分離成績を向上せしめ得た。ここにその成績を報告する。ちなみに寒天に加えた血液はすべて人の保存血を使用した。

最近10年間の広島県衛生研究所における結核菌検査成績について

武井 直巳 , 中森 純三

pp.475-477

はじめに

 最近,結核症による死亡率は著しく減少したが,これは診断,治療ならびに予防に関する研究の進歩がもたらした結果であることはいうまでもない。しかし,薬剤耐性菌増加の傾向ならびに塗抹陽性,培養陰性例などの問題が目下の課題として提起されていることは周知のとおりである。

 さきに大崎ら1)は昭和28年度の当所における結核菌検査成績について報告しているが,私どもはその翌年から昭和38年までの10年間に実施した検査成績をまとめ,その間における推移を知ろうと試みた。

ジアゾニウム塩による血清GOT活性の簡易測定法

永井 諄爾 , 那須 倫子 , 宮崎 純子

pp.478-479

 血清トランスアミナーゼ測定法として,現在広く使われているReitman-Frankel法1)は,確かに簡便であって日常的臨床検査に適してはいるが,その反面,欠点がないでもない。すなわちその基質組成において,アミノ酸とα-ケトグルタル酸との濃度比が100:1になっていることは,酵素力学のうえから不合理である。またその検量線が直線でないことは,定量を不正確にする1つの原因になりうる。しかし,たとえばGOTにおいて,α-ケトグルタル酸の濃度をアスパラギン酸のそれに接近させるならば,生成したオキザロ酢酸と残存するα-ケトグルタル酸との,2,4-ジニトロフェニルヒドラゾンによる分別定量が因難となる。

 1958年KalnitskyとTapley2)がp-nitroanilinediazoniurn chlorideとオキザロ酢酸とが特異的に反応して,formazan色素を作ることを利用して,オキザロ酢酸の比色定量法を考案した。これを基礎にして1962年にBabsonら3)は図1に示すようなジアゾニウム塩のうち,6-benzamido-4-methoxy-m-toluidine diazoniumchloride**によってオキザロ酢酸を定量し,これから血清GOT活性を測定する方法を発表した。

私のくふう

二分するアルブミン

大林 弘幸 , 松村 義寛

pp.474

 夕方,サイレンの音と共に救急車で農薬中毒(有機燐剤)で運ばれてきた患者がありました。至急に検査ということになり,まずコリンエステラーゼ,他に肝機能検査の申込みが検体と共に検査室に回ってきました。当院ではセルローズアセテート膜泳動を使用しておりますので,さっそく泳動したところ,アルブミンが二分します。これは失敗と,再度泳動しましたところまた二分します。今日は失敗続きで腕が「おかしい」のではないかと思い,翌日にルーチンの検査と一緒に泳動しましたところ,やはり二分します。そこでこの血清蛋白は完全に二つに分離するアルブミン(α,β)により形成されているらしいことが判明しました。

 同時に施行した生化学検査は表のごとくです。なお当院では約1年間セルローズアセテート膜泳動を実施しておりますが,アルブミンが完全に二分した例は皆無ですし,めずらしい症例といえます,念のために濾紙泳動を実施してみますと,一つのアルブミンとして泳動され,セルローズアセテート膜泳動の分離の良いことに驚嘆しました。

Glossary≪5≫ フリーアクセス

寺田 秀夫

pp.437

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familiar hemolytic anemia家族性溶血性貧血

familiar leukemia家族性白血病

≪琉球衛生検査技師会と検査施設訪問記≫—すべて米国製の検査機械 フリーアクセス

林 康之

pp.468

 2月9日から15日までの7日間,短期間であったが,沖繩本島の臨床検査施設を見学し,検査技師,医学会関係の諸先生方を訪問する機会を得たので,みたまま,聞いたままを検査室関係のことにかぎつて綴ってみたい。真冬の東京からわずか2時間後には仏桑華の紅が眼にしみ,鮮やかな緑に満ちた季節感のない場所に投げ出されただけに多少正確さを欠くところもあると思われるが,内地と異なる点を少しでも判断いただければ幸いである。

 7日間で流球政府立一般病院4ヵ所,精神病院,癩病院,私立病院2カ所,医師会検査センター,米軍病院の各検査室を訪ねた。検査センターをのぞき,いずれも100〜400床の病院であるが,ちかく開院する政府立病院と米軍病院および検査センターをのぞき,内地と同様に広く余裕のあるスペースをもつ検査室は見あたらない。ベッド数のわりに検査室はせまく,働く技師の数も少ない。しかし検査件数がどこも比較的少ないので一見したところ検査室の狭さという点ではそれほど気にならなかつた。

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

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今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

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今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

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今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

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今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

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今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

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今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

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今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

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今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

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今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

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今月の特集2 心腎連関を理解する

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今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

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59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

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今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

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今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

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今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

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今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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