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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査10巻7号

1966年07月発行

雑誌目次

グラフ

肺臓の肉眼検査

山中 晃

pp.606-607

 胸廓の中は左右に胸腔があり,中央部には心嚢および縦隔竇がある.胸腔,心嚢にはそれぞれ左右の肺および心を入れており,縦隔竇には食道,大動脈などと共に気管か走っている.気管は下1/3のところで,左右の主気管支に分れる.胸腔内の肺は主気管支,肺動静脈および肺靱帯などにより肺内で縦隔側に固定されるが,表面の大部分は遊離した状態にある.左胸腔は心を入れた心嚢がその一部に突出しているため多少狭くなっている.肺は通常左2葉,右3葉の肺葉に分かれて左肺が多少小さい.主気管支は肺内で上,下気管支幹,区域気管支等と樹枝状に分岐し,終末細気管支に到り,以下肺胞の附属する呼吸細気管支,肺胞道,肺嚢胞に終る,肺の血管は小循環系の肺動静脈と大循環系の気管支動静脈があり,相互の吻合がある.気管支動静脈は細く,肉眼的判別がやや困難である.肺葉は多数の1〜2cm立方大の小葉に分かれ,さらに小葉は通常30コ内外の細葉に分かれている.小葉は肺の構造単位,細葉は機能単位と考えられ,呼吸細気管支を含む気腔が細葉に相当する.尚胸腔は胸膜に被覆され,密閉の状態にあり,その内圧は陰圧となっているから,吸気時にはそれによりて肺は膨み,呼気時には肺自体の弾性により縮少して,呼吸が繰返される.

高圧滅菌器

清水 喜八郎

pp.609-613

 滅菌とは,すべての微生物を殺すことであり,目標とするものは,枯草菌の芽胞である。枯草菌の芽胞は,水蒸気の飽和状態で,117℃10分位が必要である。高圧滅菌は,もっとも完全な滅菌法であるが,水分の多い条件で困るもの,120℃で変質するものには用いることができない。

 使用済のものを滅菌する場合は,考慮を必要としないが,これから使用するものには,滅菌後,使用にたえる状態であることが,必要であることは,いうまでもない。

綜説

血液凝固検査法の標準化—血液凝固時間・プロトロンビン時間

福武 勝博

pp.617-619

 血液学における検査法を統一して,おたがいの検査成績をくらべやすくする動きがしだいに活発になっている。なにも血液学にかぎったことではないが,患者の診断や治療にあたってもっとも適当した病院に検査を依頼したり,意見の交換を行なうとこが一つの良心的な方法として普及してきたし,専門家としての権威をおたがいに認める機運が高まったためともいえる。とにかく検査成績が相互の病院で比較できるという状態は患者の流動性が高い現今では必須なものである。

 ところで,最近急にといつてよいほど,血液検査法の標準化が議論されるようになったのには,それ相応の原因があるようである。その一つは,行政的に血液検査室が各医局の研究室から離れて中央化されたことであり,さらに実質的には,たとえばヘモグロビンのようにその分子構造が化学的に決定されるまでに血液化学自体が進歩してきたことによると思われる。

技術解説

臓器・組織の供覧用保存法—プラスチックの袋を用いた教育用標本のための一試案〈グラフページ参照〉

森 亘 , 石渡 君江

pp.620-621

はじめに

 剖検によって得られた臓器,あるいは外科手術にさいして切除された組織などを保存する場合には,単純なフォルマリン液,アルコール,またはやや高級なものとしてkaiserling液などを用いて固定,その中に浸して置くのが通常である。このような操作は,機会をあらためての丹念な検索,あるいは繰り返して行なわれる精密な観察などに備えて研究用に行なわれるのみでなく,たとえば諸種疾患の典型例や貴重例の保存などを目的として教育用に使われることもあるのは当然のことといえよう。

 これら臓器の保存には,容器として以前よりガラス瓶などが多く用いられているが,最近プラスチック製の容器を用いることも広く行なわれるようになった。その目的によって長所短所は必らずしも一概に論じられないが,プラスチックは一般にガラスにくらべて軽く,壊れにくいなどの利点のあることは確かで,また,場合によっては経済的にもはるかに安い。したがって現在ますます広範囲な用途が開拓されつつあるもようで,また逆に種々の面からその功罪を検討することも一方では望まれている。

マラリア原虫—その種々相と鑑別診断〈グラフページ参照〉

海老沢 功 , 三井 源蔵

pp.622-625

はじめに

 現在わが国内にマラリアはないが,一歩海外に目を向けると図1に示すようにマラリア流行地域が世界中に広く分布していることに気づく。近年海外旅行者が増え,ことに東南アジア・アフリカ・中南米諸国に,技術援助・プラント輸出・その他いろいろの形で往復,滞在する者が多くなった。このような状況の下でもっともかかりやすいのはマラリアであろう。しかも現地で発病して,国内で再発するもの,あるいは帰国後発病する者などいろいろな病型があり,また感染したマラリア原虫の種類によって経過,病型,治療剤の撰択も異なるので正しい治療を行なうには血液検査によって病原原虫の正確な診断を下すことがもっとも重要である。

 他方医師がマラリアを疑ってその検査を指示してくれればよいが,不明熱とのみ診断してマラリアを疑わないような場合がある。このさいは血液塗抹標本の白血球百分率をみる検査技術者に,マラリア原虫をみる目があれば医師の思いもよらぬ診断が得られることになろう。

真菌検査法総論—≪その4≫子嚢菌類—Penicillum属—・不完全菌類

川北 祐幸

pp.626-630

Penicillium属

 本菌属による,肺感染症,菌腫,尿路感染などの報告もあるが,病原菌としては疑問であり,単なる寄生性のものとの区別は困難である。Penicillin産生,チーズカビとして有名である。

 代表的な菌種は150種以上あり,分布も広くコロニーの色調や分生子柄の先端部のPenicillusペニチラスを基準にした分類が行なわれているが培養条件や時間により相違がはなはだしいので,分類・同定は,一層困難である。

乳酸の酵素的測定法—LDHにより触媒される反応を用いて

水上 茂樹 , 鈴木 チヨ

pp.631-634

はじめに

 最近の酵素化学の進歩により生体内の微量物質の測定が可能となり,解糖中間代謝産物のほとんどが酵素的に測定できるようになり,臨床化学分析の分野においても酵素的測定が広く行なわれるようになってきた。

 血液中の乳酸は主として筋肉により生成され,その測定は臨床検査において重要な測定の一つである。乳酸は1コの不斉炭素を有するために,D. L. の光学異性体があるが,生体内乳酸はL. 型であり,ここで述べる酵素的測定ではL(+)乳酸のみ測定される。組織における乳酸の生成は乳酸脱水素酵素によるピルビン酸の還元反応によって生ずるが,乳酸の酵素的測定法はこの反応の逆反応を利用したものである。化学的測定法であるL-オキシジフェニールによる発色法は,D-,L-の両異性体をはじめ,種々のアルデヒドにより影響を受けるのにくらべ,酵素を用いる定量法は生体内にあるL-乳酸に特異的である上に簡便である。

貭疑応答

検査技師による検査結果の判定の証明権の有無について

三浦 英夫

pp.625

≪質問≫

1.衛生検査技師の免許と臨床検査結果の判定の証明権ありや。例えば凝集法……による検査の結果,陽性と判定する等

2.臨床検査実務は免許の有無にかかわらず従事することはできるとして,免許証を持たない薬剤師等が,結果判定の証明の権限ありや。例えば貴殿の血液型は判定用血清による検査によりA型であることを証明します等

レポート

みつめたい私達の現状≫2≪—アンケートにみられた全国国立大学衛生検査技師の実態

清水 加代子 , 相沢 久美江 , 榊 尚男

pp.635-638

 衛生検査技師の職業に,私達が現在どのような考えをもって働いているでしょうか。このことは,衛生検査技師の職業の将来をみていく上に重要なことと思います。この意味で今月は,職業に対する満足感,誇り,職場改善への積極性など,臨床検査の仕事全般に関するモラルを10項目に分けてみました。

講座 臨床血清学講座Ⅱ

総論(2)

福岡 良男 , 安藤 清平

pp.649-656

血液の血清学的異常

 前号において健康人の血清中に含まれている血清学的に重要な成分について述べたが,臨床血清検査を進めるにあたって,種々の疾患時に血清がどのような異常を示すかをながめておく必要がある。

 疾患時における血液の血清学的異常は図1に示したように分けることができる。

講座 やさしい数学

統計入門(2)

高垣 東一郎

pp.657-662

 前回の統計入門(1)において,統計学の起源,指数・比率,算術平均,度数分布図表など,重要な基本事項を述べた。

 新しい統計学は推測統計学といわれ,従来の記述統計学より,広く深い内容をもち,それによって,一部の標本を合理的に抽出し,その調査結果から,全体(母集団)の平均や割合などを推測したり,検定することができること。

座談会

最近の外国の検査室

樫田 良精 , 玄番 昭夫 , 紺野 邦夫 , 斎藤 正行

pp.666-675

 10年前のアメリカの検査室と,現在の検査室はどれだけ変ったのだろうか。大病院の検査室,中小病院の検査室両方にわたって,"かわってきた検査室"の動きを,最近つぶさにごらんになった先生方から,うかがってみよう。

外国雑誌より

ピペットを口で吸う危険性

中 甫 , SAM P. BAILEY

pp.676-677

●はじめに

 ある種のピペットはおそらく実験室というものがはじまって以来科学者達によって基本的な器具として使用されてきている。"Pipette"という語は1830年にフランス国語に紹介されたようである。1860年以来細菌学の開拓者たちがピペットの使用ということをしばしばとりあげはじめた。1870年にはピペットの口をつける側に綿で栓をして用いることが一般の習慣となった。それにもかかわらず初期の時代の化学検査室ではピペットの使用で有毒物質をあやまって吸い込むというような事故をひき起した。記録に見られる最初の検査室における感染は1893年におこりそれは口で吸うピペットによるものであった。Kisskalt2)はチフス菌の培養液をあやまって吸い込んだ医師のことを報告している。その後,今世紀にはいってからおこなわれた検査室における感染についての調査はピペットを口で吸う時,検査室技術者の中に時々思いがけない感染をおこす者があるというはつきりとした証拠を示した。1915年にPaneth3)が57件の検査室の事故を分類してみたところそのうち47件が感染によるもので感染の40%以上がピペットを口で吸うことによるものであった。

研究

消化吸収試験としてのキシロース負荷試験およびキシロース簡易微量測定法

茂手木 皓喜 , 金子 孟

pp.681-683

はじめに

 消化吸収試験は,吸収不良症候群などの診断上大切な検査であって,新しい手技の導入により最近再認識されつつある。

 消化吸収試験には大きくわけて,バランス試験,糖質の消化吸収試験,脂質吸収試験,蛋白質アミノ酸吸収試験,ビタミン吸収試験などがある。

ヒドロクサム酸・鉄塩法による血清コリンエステラーゼの測定の検討

木村 礼二郎 , 古賀 武彦 , 安部 嘉子 , 永井 諄爾

pp.684-686

はじめに

 肝機能検査の一つとして血清コリンエステラーゼの測定が行なわれている。この酵素はいわゆるspeudocholinesteraseであり,肝における蛋白質合成障害の指標になるといわれ,肝硬変およびその他の慢性肝疾患の場合にはほとんど常に低活性を示し,診断的意義の大きいことが認められている1)

 HuntとLehmann2)によれば血清アルブミンとこの酵素は診断的意義において補足的価値をもち,しかもアルブミンが日々変動を示すほど敏感な指標ではないのに反し,血清コリンエステラーゼは個人差も大きく,より大きな感度でもって条件の変動を反映するという。

メトピロン・テスト実施について

武内 和之

pp.687-692

はじめに

 下垂体一副腎系の機能検査法にはいろいろなものがあって,その判定あるいは,その選択に迷うことがある。副腎皮質機能は下垂体を除外しては考え得ないものであり,また逆に下垂体機能はその分泌する各ホルモンの標的臓器を無視しては理解しえないものである。

私のくふう

便利なツェーデル油の使い方

森田 充 , 高橋 昭三 , 水木 保

pp.694-695

 血液像,細菌検査等のツェーデル油を使用する仕事に従事している方でツェーデル油が手や他の物に付いたりして,いやな思いをされたことがたびたびあると思います。そこで太目の針をつけた2〜5cc位の注射器にツェーデル油を入れ標本面に適量押しだして使いますと,手に付着する心配もなく適量とることができるので便利です。使用後はゴム栓を針先に刺して手近な場所に置けば乾燥も防げ,ツェーデル油が出る心配もありません。また標本がたくさんある場合,使用時いちいちゴム栓をはずしたり,つけたりするのは面倒ですので顕微鏡の近くに紙かガーゼをおき,その上に置くだけでも粘りがあるので自然流出することはめったにありません。2ccの注射器で血液像が約120枚見れます。

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

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増刊号 がんゲノム医療用語事典

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今月の特集2 どうする?精度管理

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今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

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今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

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増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

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今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

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63巻6号(2019年6月発行)

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今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

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63巻3号(2019年3月発行)

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今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

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今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

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今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

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今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

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今月の特集2 血算値判読の極意

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今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

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今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

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今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

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今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

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今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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