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文献詳細

雑誌文献

臨床検査10巻9号

1966年09月発行

文献概要

グラフ

胃がんの肉眼検査—初期の胃がんを中心として

著者: 佐野量造1

所属機関: 1国立がんセンター病理

ページ範囲:P.854 - P.855

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 初期の胃がんを肉眼的にわけると,次の3種の型が代表的である。(A)胃腔内に突出するがん。(B)胃壁を決潰するがん。(C)胃粘膜の表面に拡大するがん。これらの3種のがんは,それぞれ,発生した母地,進行した場合の浸潤や,転移の様式もことなっている。いままでの胃がんの型はかなり進行したがんについて記されてきたが最近は診断学のいちじるしい進歩で初期の胃がんの形態が把握できるようになった。ここで紹介するのは初期の胃がんの例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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