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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻10号

1967年10月発行

文献概要

綜説

組織染色の理論

著者: 畠山茂1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部病理

ページ範囲:P.703 - P.707

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はじめに
 細胞組織の染色理論は,染料と生物組織間の物理化学的反応の理論であって難解な面が多くまた未知の現象が多い。著者にとってはこのような本質的なむずかしい標題に立ち向うにふさわしい力も経験にも乏しいが,ふだん伝承的,習慣的に行なっている染色操作に対しいささかなりとも理論的根拠が慾しいと願うものである。日常経験から得られた実際的な知識と,文献的考察に基づいて記述を進めることになるが,専門的立場からみれば晦渋な理解に堕しかねないことを附記しておきたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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