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検査室メモ
ふたたび洗淨について<1>—ピペットの洗浄
著者: 広明竹雄1
所属機関: 1国立東京第一病院研究検査科
ページ範囲:P.746 - P.746
文献購入ページに移動 断水のあと,蛇口をヒネったトタンにほとばしり出た赤錆色の水……清澄と信じていた水道管の中が,このように錆びている現実に嫌悪を感ぜずにはいられない。
われわれが日常使用しているピペットやメランジュールも,アミドシュワルッ10Bなどの好蛋白色素で染めてみると,時にハッとさせられる。透明でキラキラと輝き,完全に洗えていると信じぎっていたものが,或いは薄く,或いは濃く,蛋白による汚れが染め出されると,唖然とならざるを得ないのである。
われわれが日常使用しているピペットやメランジュールも,アミドシュワルッ10Bなどの好蛋白色素で染めてみると,時にハッとさせられる。透明でキラキラと輝き,完全に洗えていると信じぎっていたものが,或いは薄く,或いは濃く,蛋白による汚れが染め出されると,唖然とならざるを得ないのである。
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