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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻3号

1967年03月発行

文献概要

入門講座 病理

人体各臓器の肉眼による見方(3)

著者: 金子仁1 清水一男1 進藤登1

所属機関: 1国立東京第一病院病理

ページ範囲:P.209 - P.209

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 前号に引きつづき,胃,腸,腎,脾の正常像および病変像を掲載する。剖検または生検材料の肉眼写真はなるべく撮っておくべきである。組織標本を作るべく"切り出し"をしてしまうと,その原型を壊してしまうので,切り出しをする前に写真を撮る事が望ましい。貴重な材料は肉眼標本として永久に保存しておく事が必要である。カラー写真はフォルマリンに固定すると白っぼくなり,もとの色と大分ちがってくるが,白黒写真は相当古いものでも十分に役に立つ。なお顕微鏡標本の写真はいつでも撮れるが,肉眼標本は破壊したり,腐敗するともう役に立たない事を銘記すべきである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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