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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻3号

1967年03月発行

文献概要

研究

濾紙電気泳動法による血清リポ蛋白定量

著者: 山田正明1 横山和子1 斉藤友子1

所属機関: 1横須賀共済病院臨床検査科

ページ範囲:P.223 - P.225

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1.はじめに
 濾紙電気泳動により血清リポ蛋白を定量するには,濾紙上に泳動したリポ蛋白を染色する後染色法と,血清リポ蛋白と染色液とを予め結合させた後に,濾紙上に添加して泳動分析する前染色法とがある。前者にはSudanBlack BをはじめとしてSudan Black BとBlueBZL Cibaの混合色素1)2),Sudan III3),Sudan IV4),oil red O5),Fat red 7 B6)等の脂肪と親和性のある染色色素,後者にはSudan Black Bまたは,AcetylatedSudan Black B7)〜10)を用いている。
 これら染色法に関する研究報告は数多くあるが,その内でも色素を溶かす場合の溶媒に関する報告も少くない11)〜14)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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