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インフルエンザの診断にはウィルス分離,血清反応が主に用いられるがその結果がでるまでには普通10〜14日もかかり,患者は治っていることが多い。これでは臨床的にあまり役立たない。
螢光抗体を用いると1時間半〜2時間で診断ができ,1966年のインフルエンザBの流行では本法がきわめて特異的に診断に役立つことが確かめられた。以下に代表的な螢光抗体染色細胞所見を中心にして,材料のとリ方,螢光抗体の定量試験法などをのべてみたい。
螢光抗体を用いると1時間半〜2時間で診断ができ,1966年のインフルエンザBの流行では本法がきわめて特異的に診断に役立つことが確かめられた。以下に代表的な螢光抗体染色細胞所見を中心にして,材料のとリ方,螢光抗体の定量試験法などをのべてみたい。
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