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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻4号

1967年04月発行

文献概要

技術解説

嫌気性菌の検査法(1)

著者: 赤真清人1

所属機関: 1国立予防衛生研究所細菌第二部

ページ範囲:P.253 - P.258

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はじめに
 ここでいう嫌気性菌とは,偏性嫌気性菌のことで,酸素の存在しない状態でのみ発育しうる菌の総称名である。一口に嫌気性菌といっても,菌種が変ると栄養要求や嫌気要求の程度が変り,検査術式も細かい点ではそれぞれに異なってくる。しかし,嫌気性菌という特別な名前はあっても,細菌であることには変りなく,検査法もその大綱は好気性菌のものと変らない。それゆえ,ここでは好気性培養と共通の部分は思い切って省略し,嫌気性菌に特殊な部分に焦点を合わせて説明する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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