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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査11巻8号

1967年08月発行

雑誌目次

特集 医学写真

技術解説

医学写真スライドの作り方

河野 和幸

pp.548-549,558-562

 医学写真の撮影される範囲は,顕微鏡標本,摘出標本,X線フイルムの複写,手術,患者,図表などの複写と広い範囲であるから,ここには文字線画,写真図版などの軟調から中間調,硬調の連続階調をもつものの複写によるスライドの作り方について説明したいと思う。

オートラジオグラフィー

平田 明

pp.550,563-568

はじめに

 オートラジオグラフィーとは,一口にいうと標本中の放射性同位元素(ラジオアイソトープ)の分布を,それから出る放射線の感光作用によって,標本に密着させた写真乳剤膜に直接記録させる方法である。もう少し具体的に説明すると,ある化合物の生体内での挙動を知りたいときは,この化合物を適当なラジオアイソトープでラベルして,これを生体内に入れ,その動きをラジオアイソトープから出る放射線を目印にして,適当な検出器で検知すればよい。このような方法を一般にトレーサー技術というが,電気的な検出器の代りに写真感光材料を用いる方法がオートラジオグラフィである。方法は,動物に投与した後,一定時間経過したところで,所定の臓器をとり出し,それの組織標本を作る。この上に後で説明するミクロオートラジオグラフ用乳剤をかぶせて,1〜2週間放置する。これを現像,定着など,通常の写真処理を行なった後,切片を適当な色素で染色して,顕微鏡で観察すればよい。組織や細胞内にとり込まれたラジオアイソトープの局在を,組織像の上に重なった現像銀の分布として見ることができる。この方法はオートラジオグラフィのなかでもミクロオートラジオグラフィと呼ばれ,細胞生理学,細胞化学的な研究面に大きな貢献をしてきた。最近では,より解像力のすぐれている電子顕微鏡を用いての電子顕微鏡的オートラジオグラフィの技法も研究され,両者共,今後ますます進展するものと思われる。

黒白フイルムの選択法と現像法

村山 勇

pp.551,569-574

 写真撮影をする揚合に使用する写真感光材料としての写真フイルムにはその感光度別に分けられたASA50クラスまたはそれ以下のASA感光度を有する低感光度フイルムよりASA100のSSフイルム,ASA200のSSSフイルムおよびASA400のトライXフイルムなどのような高感光度フイルムにいたるまで数多くの種類の製品が用意されており,その撮影目的または撮影対象によって選択採用されるものである。

 一般に写真感光材料は次のように大別される。

カラーフイルムの使い方

村山 勇

pp.575-579

 黒白のフイルムでは考えることもできなかった色彩画像が人間の認識の上に多大の変化を与えた。たとえば医学関係では臓器内部や摘出試料の観察・診断がカラーフイルムの発達によっていつでも希望するときに試料採取当時の状況を再現して,われわれの視覚にうったえることができるようになった。

 現在のカラーフィルムの持つ色彩はそれを構成する色素の分光的分布状態が人間の比視分光感度の状態と多少の相違があるために正確な色再現というものは望みがたいものである。その反面カラーフイルムによる写真撮影はきわめて容易に取り扱われ,また美しい色画像が得られることはまったく現代の科学技術のたゆまざる努力の結果といえよう。

座談会

医学写真のとり方

土屋 省吾 , 広瀬 文雄 , 村山 勇 , 樫田 良精

pp.580-586

医学の進歩とともに,医学写真の利用範囲は広がりつつある。検査技師にとっても写真の知識を要求されることが,今後ますます多くなるだろう。今月はその道の専門家にお集まりいただき日頃のうん蓄を傾けていただいた

グラフ

血液型の判定

村上 省三

pp.542-543

 血液型判定にさいしてもっとも重要なことは判定用血清製造者の指示に忠実にバカ正直にしたがうことである.それは判定用血清として用いられるものには,同種抗体あり,異種抗体あり,さらには特殊の場合には植物凝集素があり,また別の見方からすれば,完全抗体あり,不完全抗体ありで,一方それぞれの血液型抗原が血球にどの位の決定群を持っているかなどいろいろな理由により,そのもっとも適切な使用方法が異なり得るからである.そして判定用血清の特色を最も熟知しているのが血清製造者であるからである.数多くある血液型のうち,臨床的に重要なものはABO式血液型とRh式血液型とである.後者についてはまだ普遍的というわけにはいかないが,せめてRh。(D)因子については必要なすべてのケースに判定すべきであろう.

業務能率化のための工夫と考案

吉武 昭男

pp.545-547

 臨床検査部門における機械化はめざましいものがあり,われわれはこれらの機械器具に習熟して検査業務の合理化をはからねばならない。一方,われわれが日常使用している機器の中には,少々不自由を感じながらも使用しているもの,100%利用のためなお工夫を要するものがあり,したがって臨床検査に携わる者のアイデアが新機種を開発したり,使いやすく能率的なものに改良したりするものである。ここに,①血糖検査時など100℃ Incubationに用いる特殊恒温油槽,②実験台に備えつけたピペット整理引出し,③内部の見えるガラス張り乾燥器,④整理籠で広く使える冷蔵庫,をあげいささか考案,試作して現在重宝に使用しているのでこれを紹介し,御批判を乞うしだいである。

—第17回日本医学会総会学術展示より—免疫の概念

pp.552

 今日では,いろいろな疾患の成立,慢性化の原因として,免疫学的な立場から考えることが必要になってきている。その中でも自己免疫は重要な地位を占めており,免疫の本態を解明する上にも一つの大切な糸口となつている。それには細胞免疫,ないし細胞抗体,体液性抗体の追求はきわめて重要なことである。

綜説

トランジスタ

金井 寛

pp.553-557

 臨床検査用の機器にも電気を利用したものが多くなり,最近では増幅器などのようにエレクトロニクス(電子工学)を応用した機器が増加する傾向にある。最近までこれらエレクトロニクスの主役は真空管であったが,トランジスタの発達に伴って最近ではほとんどがトランジスタ化され,主役は真空管からトランジスタに移った。そこでごく簡単にトランジスタについて説明を行ない,真空管との比較をしてみた。臨床検査機器の取扱いにさいして少しでも参考になれば幸いである。

入門講座 細菌

グラム染色

高橋 昭三

pp.587

 細菌を,うすく,一層にのせガラスにぬり,火炎固定を行ない,クリスタル紫でそめ,I3イオンで処置する。それを親水性有機溶媒で洗うと,細菌は,脱色するものとしないものの2群にわけられる。これがグラム染色の原理である。この染色は,細菌技術者の必須の技術で,これができなければ,細菌検査を行なう資格はないといっても過言ではない。つまり,普通行なわれる染色では最も多く,判定をまちがえることが許されない染色法なのである。

入門講座 血清

免疫付着反応

松橋 直

pp.588

 補体の存在のもとで抗原が抗体と反応して複合物をつくり,補体を結合して霊長類の赤血球あるいはモルモットウサギなどの血小板に付着する現象を免疫付着反応(免疫粘着反応Immuno-Adeherence略IA)という。感度が高く0.005〜0.01μg抗体Nまで検出可能である。

 免疫付着反応の原型は今世紀の初頃Mensnil (1901)Levaditi (1901)により知られており.また,トリパノゾーマが補体存在のもとで抗体と反応するとウサギ,モルモットなどの血小板につくReickenberg現象(1917)とほぽおなじ現象であるが,R.A.Nelson (1953)がこの現象を梅毒抗体,トレポネーマ,補体,ヒト赤血球の系で再発見して以来,種々の抗原抗体反応系でおこることが知られている。

塗抹標本の作り方

寺田 秀夫

pp.589

清浄なスライドガラスを用いること

 美しい塗抹標本をつくるにまず大切なことは,塗抹に用いるスライドガラスの清浄なものを用いることである。脂肪が表面に残っていると,血液が平等に塗抹されず,またアルカリ性のために正しい染色ができない。

 したがってスライドガラスはクロム硫酸または3%塩酸アルコール中に2〜3日浸したのち,流水中で一昼夜水洗したものを,清潔なガーゼで1枚ずつ丁寧に拭いて乾燥させたのち,無水アルコールとエーテルの等量混和液中に貯えて置く。使用前ピンセットで取り出し,十分に清拭して用いる。

入門講座 生化学

標準液・標準曲線

松村 義寛

pp.590

標準液

 化学分析のうちで,重量分析とガス分析は目標物質の質量が直接に読みとれるのであるが,臨床化学上で最も頻繁に利用せられている容量分析と比色分析においては物質量は直接には得られないものである。

 容量分析ではビユレットに入れた液の濃度とその消費量により定量値が得られるし,比色法ではメーターの指示値から吸光度を算出することになる。

入門講座 病理

薄切(2)

畠山 茂

pp.591

 本切り面ならしは,荒削りで組織面の全体がでたらメス刃を替えて行なう。ブロックの高さは荒削りの位置から一度下げて替え刃に対しブロック面を調節する。このさいブロック面を本切り刃の下4〜5mmの位置まで上げてゆきブロック台を前後に移動させながら全面がメス匁に対しできるだけ平等の高さになるように,ブロック面の傾斜を少しずつ変えながら調節する。これはブロック面に映る匁先の陰影の幅を見ながら行なう。かくしてうまくいけばわずか2〜3枚の部分薄切で全面が切れるようになる。

 次にメス刃のブロック面に対する傾斜角度について述べると,図でβ角がメスの軸とパラフィン面の傾斜度を示しα角はネタ匁角で20°に研いでおくのが理想的であり,γ角はネタ匁面とパラフィン面との角度で"逃げの角"という。通常のパラフィン薄切では③がよくγ=2〜5°β=13〜15°であり,セロイヂンないしゼラチン薄切では④がよくβ=α=10°,γ=0°である。②のごとくβ>15°以上では刃軸が立ちすぎているためパラフィン面に小波状の切面ができブロック面の端がこわれやすくなり,①でβく10°になると薄切はできないことになる。またネタ匁角が厚くなってくるとそれに比例してβ角を大きくしなければ切れないしその結果として②のような現象が起こりやすくなる。ネタ匁が20°より薄くなると匁先が傷みやすいのと,きれいな研ぎ上がりが難かしくなる。

換気力学的検査のメモ

宮沢 正治

pp.592

最大換気量(maximal breathing capacity MBC)

 人ができるかぎりの努力をして過剰換気を行なう場合1分間に最大何l換気できるかという換気の最大能力を表わしたものである。したがって厳密に言えば分時最大換気能力というのが正しい。

 ①検査は原則として立位で行なう。

入門講座 各科共通

災害予防<1>—ガスバーナーとコンセント

天木 一太

pp.593

ガスバーナー

 ガスバーナー(ブンゼンバーナー)は古くから使われている器具であるが,手軽に高熱がえられ,その上酸化炎も環元炎もえられるという便利さもあって,広く使用されている。しかし相当大きいほのおがでるから,危険には十分注意をする必要がある。たとえば引火物,エーテルの瓶が附近にあると,とくに夏季は,引火の危険がある。1mくらいは離しておく必要がある。

 一般ガス器具のガスバーナーには市ガス用のものとプロパンガス用のものとがあり,後者の方が多量の空気を吸引するようになっている。しかしブンゼンバーナーには1種類しかないのは,空気量が十分に調節できるからである。この器具は,バーナーの下部でガスに必要量の空気の50〜70%を混合し,上部の燃焼部で残りの空気を取りながら完全燃焼が行なわれるようにしてある。

検査室メモ

「カン」「コツ」追放—薄切パラフィン切片作業の合理化

広明 竹雄

pp.594

「あの人,ひとの体を切ってガラスに貼りつけていますよ」

 こんな通報が入ったら,早速パトカーが来て,警察か精神病院へ収容されてしまうところだが,しかし,われわれの職種では毎日このような行為をしていても,罰せられたり精神病者扱いされる心配はない。

講座 臨床血清学講座Ⅺ

免疫血液学的検査(C)

福岡 良男 , 安藤 清平

pp.595-600

 免疫血液学の概略については2回にわたってすでに述べたが,免疫血液学領域において行なわれる検査法には特殊なものが多いので,今回はその主なものをまとめて述べることにする。

講座 臨床生化学講座Ⅴ

電解質—水および電解質の臨床生化学

松田 誠 , 藤沢 洌

pp.601-607

 地球上の最初の生命は海水中に発生したと考えられている。生物は進化を続け,やがてあるものは陸上に住むようになってからも,その母なる海水の環境を,いわゆる内部環境として体内に保存し,体を構成している細胞は,この液体の中に浸されて生命活動をいとなんでいることは非常におもしろい。この液体は厳密には細胞外液といわれる。

研究

抗生物質感受性よりみたブドウ球菌感染症の現況(第3報)—デイスク法による感受性の検討を中心に

小林 稔 , 高見 寿夫 , 滝上 治

pp.608-611

はじめに

 耐性ブドウ球菌(以下耐性ブ菌と略称す)の様相についてはすでに多くの研究者によって探究され,その結果この種感染症をある意味での手始めに抗生剤(以下薬剤と通称する)の耐性化が大きくとり上げられ,薬剤の使用に当って感受性検査を実施することがroutineの一つとしてごく自然に受入れられるようになった。

 感受性検査にも種々の方法がありすでに多数の研究者によって吟味せられ耐性の様相を概観することができる。私達は昭和36年1月から昭和40年12月末までの5ヵ年間細菌検査室において,検査を依頼されたもののうち,Staphylococcus aureusと同定した全菌株についてディスク法によりその薬剤感受性をしらべその様相を概観したので報告する。

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

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64巻7号(2020年7月発行)

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増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

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今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

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今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

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今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

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62巻3号(2018年3月発行)

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今月の特集2 実は増えている“梅毒”

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今月の特集2 心腎連関を理解する

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今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

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59巻11号(2015年10月発行)

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59巻5号(2015年5月発行)

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今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

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今月の特集2 血算値判読の極意

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今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

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今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

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今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

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今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

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今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

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今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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