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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻9号

1967年09月発行

文献概要

研究

比濁による血清総コレステロールの測定法(Kingsley法)の検討

著者: 川出真坂1 小田真也1 柚木光男2 奥山理2 川原重治2

所属機関: 1三重県立大学医学部臨床病態学教室 2三重県立大学医学部附属病院中央検査部

ページ範囲:P.688 - P.690

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 Velu and Velu1)により創始され,後にKingsley2)らにより簡易化されたナトリウムエチラートによる血清総コレステロールの比濁測定法は,その迅速簡便性において従来の方法にまさり,実地診療あるいは,集団検査などの場合のスクリーニングテストに適した方法である。われわれは,この方法につき追試検討を行ない,さらにKingsleyの報告に記載のない混濁発生機転についても2,3の知見を得たので,その結果につき報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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