臨床検査12巻11号

1968年11月発行

座談会

沖繩の臨床検査の現状

著者： 堀越晃¹ 金城進² 福岡良男³

所属機関： ¹東大付属病院・中検 ²那覇病院研究検査科 ³東京医歯大・中検

ページ範囲：P.803 - P.808

　"となりの検査室はどんなだろうか"という気持は，日進月歩のこの世界ではだれでもいだくものだ。戦後23年経過した沖縄は，人口約100万の島だが，日本の"外国"である現実で，検査室にも影響を及ぼしている。たまたま日本衛生検査学会に出席のため本土を訪問した金城進氏に，その現状を聞いてみると……。