icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査12巻11号

1968年11月発行

文献概要

入門講座 血液

血液疾患—3.出血性素因

著者: 寺田秀夫1

所属機関: 1昭和大・臨床病理

ページ範囲:P.810 - P.810

文献購入ページに移動
 正常な場合では,小さな血管が破れて出血を起こしても,血管と血小板と血漿内にある凝固因子によって短時間内に止血が起こる。この止血機序に異常があり,止血が長びく状態を出血性素因と呼び,皮膚に出血斑を生じたり,粘膜,関節または筋肉内出血などを起こしてくる。このような出血傾向は原因により次のように大別できる。
1)血管の障害によるもの

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?