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入門講座 病理
染色について
著者: 内海邦輔1
所属機関: 1国立東京第二病院研究検査科
ページ範囲:P.813 - P.813
文献購入ページに移動病理検査における電子顕微鏡などの活躍
今回は染色について述べる。組織染色のうち,日常もっとも普通に利用されるものにはヘマトキシリン・エオジン重染色法(以下H・E染色)である。一般に普通染色と呼ばている。これに対し,膠原線維や筋線維など特殊な組織構成成分の染色を目的とした染色法や,細胞含有物・分泌物などの染色を目的としたものがあり,一般に特殊染色と呼ばている。細菌・真菌・原虫など微生物の染色法は特殊染色の応用である。
最近,螢光色素を利用した染色法や,さらに螢光色素と血清学的な抗原抗体反応を組み合わせた螢光抗体法が開発されている。
今回は染色について述べる。組織染色のうち,日常もっとも普通に利用されるものにはヘマトキシリン・エオジン重染色法(以下H・E染色)である。一般に普通染色と呼ばている。これに対し,膠原線維や筋線維など特殊な組織構成成分の染色を目的とした染色法や,細胞含有物・分泌物などの染色を目的としたものがあり,一般に特殊染色と呼ばている。細菌・真菌・原虫など微生物の染色法は特殊染色の応用である。
最近,螢光色素を利用した染色法や,さらに螢光色素と血清学的な抗原抗体反応を組み合わせた螢光抗体法が開発されている。
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