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文献詳細

雑誌文献

臨床検査12巻11号

1968年11月発行

入門講座 病理

染色について

著者: 内海邦輔1

所属機関: 1国立東京第二病院研究検査科

ページ範囲:P.813 - P.813

文献概要

病理検査における電子顕微鏡などの活躍
 今回は染色について述べる。組織染色のうち,日常もっとも普通に利用されるものにはヘマトキシリン・エオジン重染色法(以下H・E染色)である。一般に普通染色と呼ばている。これに対し,膠原線維や筋線維など特殊な組織構成成分の染色を目的とした染色法や,細胞含有物・分泌物などの染色を目的としたものがあり,一般に特殊染色と呼ばている。細菌・真菌・原虫など微生物の染色法は特殊染色の応用である。
 最近,螢光色素を利用した染色法や,さらに螢光色素と血清学的な抗原抗体反応を組み合わせた螢光抗体法が開発されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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