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文献詳細

雑誌文献

臨床検査12巻11号

1968年11月発行

文献概要

研究

ビリルビンの分光光度法による測定の検討—新生児血清総ビリルビン定量

著者: 橘和義1

所属機関: 1東北公済病院検査科

ページ範囲:P.836 - P.838

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 最近になって,新生児の核黄疸の早期診断に,血清総ビリルビンの定量が頻繁に行なわれるようになった。被検者は新生児とか未熟児なので,検体も毛細管で採取したきわめて少ない量で定量を実施せねばならない。操作が複雑であればそれだけ誤差が生ずるから,できるだけ操作が簡単で,しかも正確かつ迅速に実施できるような方法が強く望まれてくる。従来ビリルビン定量にはジァゾ反応のEvelyn-Malloy法が広く使われているが,今回はそのミクロ法とこの方法よりは操作が簡単な分光光度法について,両者の比較検討を加えてみたので,その結果を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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