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検体の保存法—血清・血液
著者: 福岡良男1
所属機関: 1東京医歯大中検
ページ範囲:P.1043 - P.1050
文献購入ページに移動 血清や血液を保存する場合に最も大切なことは,無菌的に,しかも血清や血液の物理化学的変化をできるだけ少なくすることである。また,血液の場合には血液を液状に保つようにしなければならない。血清は無菌的に分離して,これに防腐剤を加え.冷蔵庫,アイスクリーム・ストッカー,ディープフリーザー,ドライアイスなどの中に入れて低温で保存するか,あるいは凍結真空乾燥して冷蔵庫中に保存する。
血液は無菌的に採血してから,保存液を加えたガラスびん中に移し,4-6℃の冷蔵中に保存するが,3-4週間以上の保存は不可能である。
血液は無菌的に採血してから,保存液を加えたガラスびん中に移し,4-6℃の冷蔵中に保存するが,3-4週間以上の保存は不可能である。
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