文献詳細
文献概要
入門講座 生理
プレチスモグラフ
著者: 三島好雄1
所属機関: 1東大石川外科
ページ範囲:P.1088 - P.1088
文献購入ページに移動 Plethysmographとは定容積容器に器官や体肢の一部を入れて,その容積変化を記録するもので,1883年にCohnheimらが腎容積計を発表して以来,諸種の器官容積計が考案され,主として動物実験などに用いられてきた。人に対する容積記録法は実施に著しい制限をうけるため,従来主として四肢の容積変化のみがとりあげられているので,ここでは,それを臨床検査として実施する方法について述べる。
容積脈波の記録には,媒体として水や空気を用いる前述の定容積容積脈波計と,MEを応用した光電容積脈波計が用いられ,臨床領域では後者が広く用いられている。
容積脈波の記録には,媒体として水や空気を用いる前述の定容積容積脈波計と,MEを応用した光電容積脈波計が用いられ,臨床領域では後者が広く用いられている。
掲載誌情報