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文献詳細

雑誌文献

臨床検査12巻2号

1968年02月発行

文献概要

入門講座 血液

正常骨髄像ならびに代表的血液疾患における定型的変化

著者: 寺田秀夫1

所属機関: 1昭和大学医学部臨床病理学教室

ページ範囲:P.121 - P.121

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 表は代表的血液疾患について記したが,悪性貧血では巨赤芽球が↑,赤芽球癆では赤芽球系のみの↓↓,急性リンパ性白血病ではリンパ芽球の↑↑,慢性リンパ性白血病は成熟リンパ球の↑↑,単球性白血病では単芽球前単球の↑↑,多発性骨髄腫では形質細胞の↑↑,特発性栓球減少症では栓球非生成巨核球の↑,癌の骨髄転移では癌細胞の出現などが診断の助けとなる。
 骨髄穿刺液吸引不能(dry tap):時に穿刺をくりかえし行なっても全く骨髄血が採取出来ない場合がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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