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講座 臨床生理学講座Ⅳ
脳波<4>—雑音について
著者: 吉井信夫1
所属機関: 1慶大医学部脳神経外科中検脳波室
ページ範囲:P.125 - P.131
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雑音というのは本物の脳波のような顔をして記録の中に入り込んでくるもので,脳から出てきた電気(脳波)以外のものである。すなわち,もともと記録に入ってきて欲しくない邪魔ものである。しかし,これがしばしば脳波と間違われることがあるので,雑音を本物の脳波から区別し,記録に混入したらこれを除去するか,はっきりと見分けなければならない。
雑音は大きく分けると次の3つになる。
雑音というのは本物の脳波のような顔をして記録の中に入り込んでくるもので,脳から出てきた電気(脳波)以外のものである。すなわち,もともと記録に入ってきて欲しくない邪魔ものである。しかし,これがしばしば脳波と間違われることがあるので,雑音を本物の脳波から区別し,記録に混入したらこれを除去するか,はっきりと見分けなければならない。
雑音は大きく分けると次の3つになる。
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