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研究
各種白血球アルカリフォスファターゼ染色法の比較検討
著者: 三村一1 篠井格1 西下明1 山口司2 稲谷斉一郎2
所属機関: 1川崎病院内科 2川崎病院臨床検査部
ページ範囲:P.133 - P.136
文献購入ページに移動白血球のアルカリフォスファターゼ活性(ALPase)の変動が血液疾患の診断に有用であることは広く認められている。たとえば慢性骨髄性白血病を類白血病反応,あるいは骨髄線維症と,また真性多血症を続発性多血症と鑑別可能である。
白血球のALPaseが臨床診断に1応用できるようになったのはKaplow1)がいわゆるScoringを提唱して以来である。その後基質の進歩に伴いALPaseの細胞化学的検出には種々の方法が発表されている。したがって検査室でルチーンに本法を採用しようとする時どの方法がよいか選択に迷うことがある。われわれはその代表的な三つの方法を比較検討してみた。
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