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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査12巻4号

1968年04月発行

雑誌目次

グラフ

血球の流れ

樫田 良精 , 服部 理男

pp.224-225

 このカラー写真は最近完成した科学映画「生命の流れ—血液を探る」(監修・日比野進,企画・第一製薬,製作・電通映画社)から抜萃したものである。この映画は35mmEKカラー3巻(20分)であるが,血液の種々の動態を美事にとらえていて,いろいろと教えられることが多い。

マイクロタイター法の実際

富山 哲雄

pp.227-233

 血清反応の領域においても,旧態依然としたマクロなピペットー試験管法を脱脚して,微量の検体を用いて,簡便,迅速,能率よく,しかも正確に多種目の検査をすすめようとする努力がつづけられてきた。その一つとしてピペット,試験管に代るドロッパー,稀釈ループ,プラスチック板を用いる画期的なマイクロタイター法が考案され,一部ではかなりの普及をみている。当検査室では,本法をウイルス血清検査等に常用し,能率的に検査をすすめているのでここにその実際的な取り扱い法を紹介したい。

技術解説

ブドウ球菌の臨床細菌学

横田 健

pp.235-242

はじめに

 ブドウ球菌(staphylococci)の臨床細菌学は,この菌が普通の培地上で良く増殖することや,その特徴的な形態などから,一見きわめて容易なことのように考えられがちであるが,実際はこの分野における最もむずかしいものの一つであることを銘記しないと,思わぬ誤りを犯すことがある。ブドウ球菌の臨床細菌学が簡単でない理由として,第一にこの菌の分類学上の混乱,とくにミクロコッカス属との鑑別が困難な場合があることがあげられる。第二にブドウ球菌による疾患の多様性,すなわち,いわゆる"おでき"といわれる皮膚,粘膜の限局性化膿疾患から,肺炎,中耳炎,腎盂炎,リンパ腺炎等のやや広範囲にわたる炎症,さらに全身的な敗血症に至る迄,幅の広い感染症をひき起すことが,原因菌としてのブドウ球菌と,ある種の病気との関係を明らかにしようとするときにいろいろの問題をひきおこす。さらにある種のブドウ球菌による毒素型食中毒(enterotoxinfood-poisoning)もこの菌の病原性の多様性を示すものである。第三の問題点は,この菌が自然界に広く分布し,しかも,ヒトその他の動物の鼻腔および皮膚表面の常住菌であることである。すなわち,ある臨床材料からブドウ球菌が分離され,それが幸いに典型的な黄色ブドウ球菌の性質を示したとしても,必ずしもそれが,その病気の原因微生物と断定し得ない場合もありうるわけである。

マイクロタイター法の実際

富山 哲雄

pp.243-246

はじめに

 今のマイクロタイター法ににた原理はかなり以前から考えられていたようであるが,Takatsyet al (1954)の考案をSever (1962)が現在の形のものに改良して,くわしい使用法やデータを発表してから急速に普及しはじめている。特に,ウイルス血清反応には現在広く使用されているが,一般の臨床検査には未だほとんどとり入れられていない。

 ところが,この方法は1回はじめてみると二度とピペットー試験管法にもどる気がしない位手間が省け,判定し易く,しかも微量の検体・試薬で精度よく検査を行なうことができる。ただ,何分高価なので,どこでもすぐに,というわけにはいきそうもないが,検査項目や件数の増加にともなう人手や手間の問題もさることながら,微量の検体で,貴重な抗原を無駄なく,精度よく検査をすすめていく為には一つの方法だろうと思う。

PBI測定法の簡易化

村井 哲夫 , 小林 一二美 , 玄番 昭夫

pp.247-251

はじめに

 甲状腺機能検査法としてタンパク結合ヨウ素(PBI)の診断的価値が高いことは認められているが,測定手技の複雑なこと,特殊な設備,器具の必要なこと,測定所要時間の長いことなどの理由からまだ臨床側の要求に充分に答えているとは考えられない。そこで私達はPBI測定に関して測定手技の簡易化と時間の短縮を計る目的でFarrell5)らによるPBI迅速測定法について改良を加え検討し,従来の方法と比較したのでその成績を報告する。アンバーライトIRA−400(C1型)による血清無機ヨウ素の除去,およびクロム酸湿性灰化法による成績の変動を検討し,Barker1)らのアルカリ灰化法によるPBI測定成績と比較した。

連載 連載対談・1

血液凝固異常についての対話<その1>—凝固因子と凝固機転

安部 英 , 天木 一太

pp.252-256

 天木血液凝固の問題は非常にむずかしいように思われています。血液病の診療をしている人や血液検査をしている人でも,凝固の専門家でないと,『私は凝固のことはわからないから』ということで,なるべくならあまり関係したくないというようなことになりがちです。

 かつて加藤勝治先生が,専門家でない人にとっては,凝固はギリシャ語のようにむずかしい,といわれたことがあります。ギリシャ語はいろんな字が並んでいても,何が書いてあるのか全くわからないのですが,凝固も何かいろいろな検査がしてあっても,その意味はちっともわからないというふうに思われがちです。しかし現在のように凝固の知識が進んできて,それが各科の領域に関係してきますと,血液をやっている人はもちろん,血液をやっている人でなくても,『私は凝固のことはわからなくってね』といっては,済まされない時代になってきたと思います。

講座 臨床生理学講座Ⅵ

脳波<6>—正常脳波と異常脳波

吉井 信夫

pp.257-264

 記録している脳波が正常なものであるか,異常であるかを知ることは大変重要である。と云うのは異常らしい諺が出てきたときには,それが本当に異常波なのか,患者の状態の変化(例えば,睡眠などによる意識の変化)によるものなのか,雑音のためかを見分けなければならないからである。そのために正常な脳波がどんなものであるか,それが患者の状態の変化によってどの様に変わるかの知識がなければ良い脳波記録を得ることはできない。また異常があったら,それが限局性(脳の一部)のものか全般性のものであるかを区別し,限局性のものであれば異常波の出現する範囲を決めるだけの努力を払う必要がある。

講座 病理学総論(その2)

細胞と器官

渡辺 恒彦

pp.265-268

細胞,特に器官における細胞の意味について

 細胞が生物のもっとも微小な単位であることは現在では小学生でも知っている。その細胞が核と細胞体からできていて,いろいろの形の物質代謝をおこなっていることももはや常識である。しかしこの細胞と,細胞が集まってでぎている組織あるいは器官,ひいては個体そのものとの関係については,専門家にとってさえきわめてむつかしい問題であろ。

 大ていの組織学の教科書には,細胞が集まったものが組織であり,その組織が更に一つの機能単位としてまとまったものが器官である,といったふうに述べてあるがもちろんそれはそれで正しいと思う。要はこうした説明の仕方で,個々の症例の細胞や器官のすがたを具体的に生ま生ましく理解できるかどうかということだ。わたしの経験からいえば,それはなかなか困難なことであった。細胞についての知識をたくわえ,それから組織,器官,個体と考えようとしても,いつまでたってもその関係が具体的につかめなかったことを思い出す。

入門講座 生化学

直示式化学はかり

小延 鑑一

pp.269

 直示式化学はかりは従来の手動式化学はかりに部分的に開発されてきた分銅加除装置,エアダンパー,目盛の没影式光学拡大装置などの附加装置を集約化して,試料の質量を直読できるようにしたはかりである。

 この直示式化学はかりは原理的には次の2種類の方式がある。

入門講座 細菌

指示薬の概念と細菌学領域におけるその利用(その2)

橋本 雅一

pp.270

細菌学領域で使用される主な指示薬

 化学的指示薬のうち細菌学の領域で使用されるものは,イオン化している状態とイオン化していない状態とで,異った色調を示すという性質をもつものである。このような指示薬のほとんどが,水素イオン濃度(pH)の変化と酸化還元電位の変化を識別するものであるので,次にこの二つの指示薬について述べることにしよう。

1) pH指示薬

入門講座 血液

線維素溶解現象

寺田 秀夫

pp.271

 線維素溶解現象(線溶現象,Fibrinolysis)とは,一度凝固した凝血が溶解する現象で,血液凝固第3相の主役である線維素(フィブリン,Fibrin)あるいは線維素原(フィブリノゲン,Fibrinogen)が,蛋白分解酵素の1種であるプラスミン(Plasmin)によって溶ける現象をいう。

 線溶機序(表1):プラスミンは普通生体内では,その前段界物質であるプラスミノゲン(Plasminogen)という不活性型で存在し,これをプラスミンに活性化する因子すなわちアクチベーター(Activator)も不活性型のプロアクチベーター(Proactivator)として存在する。すなわち正常の場合にはプラスミノゲン,プロアクチベーター,フィブリノゲンといういずれも安定した形でこれらは存在するが,何等かの原因で,例えば炎症性反応ショック,外科的侵襲,アレルギー反応,中毒などの場合には,不活性型のプロアクチベーターがアクチベーターに変り,これがプラスミノゲンをプラスミンに活性化し,このプラスミンがフィブリンやフィブリノゲンをどんどん分解して行くわけである。かかる線溶現象が非常に亢進すると凝固因子(プロトロンビン,第V,VII,IX因子)活性も低下し,又血管壁の透過性も亢進し血小板機能も減弱するので,これらが一緒になって線溶昂進による出血が起ってくる。

入門講座 病理

ミクロトーム刀自動研磨機

内海 邦輔

pp.272

 今回はミクロトーム刀自動研磨機(以後メス研磨機と略称する)について述べる。メス研磨機は従来革砥または石砥を用い検査技師が手で砥いでいたものを,機械を用い自動的に砥がせるものである。メス研磨機は国産でよいものがある。サクラ・ミクロトーム刀自動研磨機とヤマト・ミクロトーム刀自動研磨機とである(以後それぞれサクラ研磨機,ヤマト研磨機と略称する)。これらの自動研磨機は,どちらも手砥き作業を機械に移したものであって,砥石と手の代りをするメスホールダーが主要部分である。メス砥ぎでは,メスの先端と砥石の接着が一番大切なことで,この接着が悪いとネタ刃の角度が大になったり,蛤刃になったり,また中央だけが砥ぎ減らされていわゆる鎌になってしまう。また砥石やメスホールダーの保持が不十分であると,メスの刃先が常に衝撃をうけ,刃コボレばかりして何時までたっても砥上らない。そこで両製品は共にこれらの点に十分考慮と工夫を払って製作されている。以下要点について機構の該略と使用上の注意について述べる。

 砥石はサクラ研磨機が天然砥石(上質の仕上げ砥)を使うに対し,ヤマト研磨機は人造砥石を使っている。それぞれ長所を生かしている。両方共砥石は回転しながら左右に往復運動をする。従って砥石はしっかりと固定しておかれねばならない。また砥石の面に傷をつけたり,砂粒やゴミを着けたりしてはいけない。

入門講座 血清

梅毒凝集法

松橋 直

pp.273

 カルジオライピン・レシチン抗原の増感剤として,カオリンをもちいたのは緒方・河部であり,梅毒血清反応を凝集反応の形でおこさせ,反応結果を読むところから,梅毒凝集法と名付けられている。

 本法の特徴は,カルジオライピン0.01%,レシチン0.1%を含むアルコール溶液の抗原を生理食塩水で析出させた懸濁液にカオリン粒子の浮遊液を加えて,カオリン粒子に抗原を吸着させる。この抗原液と梅毒患者血清と反応させ,遠心沈澱し,凝巣がおこっていることを,カオリン粒子を舞い上がらせて判定する方法である。

入門講座 共通

文献のしらべ方

松村 義寛

pp.274

 検査の実際に従事している間に先人の原著を調べて見る必要に迫られることはしばしばあることである。

 教科書,指導書,手引きの類には比較的ミスプリントが多く,時には書き誤まりもありまた著者の見解の相違などもあって原著とは異なるニュアンスを帯びていたり,重要な部分の脱落があったり,説明が不充分でよく判らないこともある。本に書いてある通りにやったがうまく行かないという悩みはよく耳にもし,また相談を受けるものである。

検査室メモ

慣らし運転

広明 竹雄

pp.275

 念はに念を入れ……猿も木から落ちる……の格言は,われわれの職種のためにあるようなもの。

 経験豊かな者は,みずからの腕にほれて自分自身を常に管理しなければならない事を忘れ勝ちである。

私の工夫

チャートリーダー使用上の一工夫

内田 敬嗣

pp.276

 Auto analyzerによる測定操作中,チャートからのデータの読みとりは面倒なものである。この点工夫し,次のような利点を得ている。(1)読みとり時間の短縮,(2) T%,及びグラフからの読みとりの際に起こり得る読みちがい解消等である。

対談

螢光顕微鏡のいろいろ

松橋 直 , 川村 明義

pp.278-285

 松橋螢光抗体法が,最近盛んになって,わが国でも日常検査にも応用されるようになりました。近くはFTAなどが実際に日常検査にも活用されるという動きがあります。こんなわけで検査室の皆さんが螢光顕微鏡を使うことが多くなるかと思いますが,本日は,この方面のわが国の第一人者である川村先生に螢光顕微鏡の使い方,などについてお話を伺いたいと思います。その前に螢光抗体法が臨床病理学の領域で,世界的にはどんなふうに活用されているかというようなことをお話しいただきたいと思いますが。

 川村私は2年半ほど前にWHOの螢光抗体法の研修会に日本代表として出席いたしました。出かける前には持っていた自信も,言葉の点でおくれをとり,最初はどうも旗色が悪かったわけです。しかし,実際の螢光抗体法の手技となると,われわれの方がだんぜんすぐれていて,今度は主客が転倒し,大いに面目をほどこしました。このことは日本での研究体勢が広い分野を結集したものだったからです。ところで本法のレベルが日本よりむしろ低い外国でありながら,臨床病理領域への応用の点ではきわめて意欲的で,当時すでにFTAを始めとして,ウイルス病や細菌感染症診断に応用されつつあったわけです。

研究

発作性夜間血色素尿症の砂糖水試験

安藤 泰彦 , 星田 昌博 , 臼田 文子

pp.286-288

はじめに

 臨床検査においてスクリーニングということが広く行なわれるようになったが,この目的のためには簡便でしかも信頼度が高くなければならない。従来,発作性夜間血色素尿症(以下PNHと略す)の診断確定のためには,Ham's TestおよびCrosby's Testが行なわれていたが,これらの方法は手技が煩雑であり,一般診療所では殆んど行なわれていない。このために,PNHは正しく診断されずに,見落されてしまう可能性が多かった。

 1966年Hartmann等1)により簡便なしかも,PNHに特異的であるSucrose Hemolysis Testが発表されたので,我々も諸種疾患200例について210回本法を施行し,特異性について検討し,ほぼ満足すべき結果を得たので,検査法を紹介する。

尿沈渣染色液"Sedi-Stain"の使用経験

猪狩 淳 , 関口 よしみ , 桜井 糸子 , 大野 志津枝

pp.289-290

はじめに

 尿沈渣の種類を鑑別し,数量を明らかにすることは諸疾患の診断に重要な参考所見を提供し,特に腎疾患では重要な意義をもち,従って検査される頻度も高い。

 尿沈渣鏡検は技術的には極めて簡単な方法であるが,沈渣の判定は非常にむずかしい点が多く,技術者の経験によっても大きな差をきたす検査である。したがって少なくとも誤認はさけたい,簡単に誰にも判別出来るようにしたいというところから染色法が考案されるようになって来た。これまでに染色法についていくつかの報告がある1)2)3)4)5)6)7)

Cellulose acetate膜による糖蛋白分画法

大城 巌 , 北山 久雄 , 前田 次郎 , 神田 俊一 , 太田 喜一郎 , 阿部 彪爾

pp.291-293

はじめに

 血漿蛋白質の分析法は近年めざましい発展をとげたがKohn1)により紹介されたCellulose acetate膜を支持体とする分析法もその一つであろう。この膜が電気泳動法に応用されるに及び,手技の簡易迅速化や精度の向上に大きな役割を果たして来たことは衆知の事実である。本邦では1962年春日2)次いで小川3)らによりCelluloseacetate膜電気泳動法が導入され,日常検査においても濾紙電気泳動法にとりかわりつつある。

 一方,糖蛋白の分画には従来よりの濾紙電気泳動法がなお広く行なわれており,泳動に長時間を要すること,アルブミンとα1—グロブリンの分離が不十分なこと及び膜透化が完全に行われないことなどの欠点により分画値の精度や再現性になおいくつかの難点がある。Celluloseacetate膜を糖蛋白分画に応用することによりこれらの問題を解決することが出来ると考えられる。すでにBodman4)によりこのCellulose acetate膜による糖蛋白分画法が紹介され,又最近Kelsey5)らも同様な報告をしているが,いずれもPeriodic Acid Schiff染色法(PAS染色法)の応用である。このPAS染色に使用している試薬の一部は本邦では入手困難なものがあるためこれをただちに応用出来ない。

Gel-Filtrationによる異常蛋白血症の検査法

伊藤 忠一 , 庄司 景子 , 狩野 明 , 白沢 満

pp.294-297

 異常蛋白血症を伴う数多くの疾患についての検査法は免疫電気泳動法や超遠心分析などの高度の技術の導入により,最近著しい発展をとげた。しかしながら,これらの検査法はその装置が余りにも高価であり,それに要する技術も極めて繁雑でしかも難解であって,日常検査としてはまだまだ採用され難い。しかし,gel-filtrationによって血清蛋白を分画する試みは1966年Flodin等1)の報告以来幾つかの報告がみられ2)3),Kyle等4)もこれを多数例の原発性macroglobulin血症について行い,電気泳動法で同じくγ-globulin分画の増加をみるmultiple myelomaの鑑別に用いうる簡便な方法であることを強調した。

 著者等5)は先にparaproteinemiaのスクリーニング試験として,0.1N NaOH,0.1N HCl及びCrCl3による血清のGel化反応を報告したが,今回は更に,粒子内に拡散する最大分子量が20万であるSephadex G-200を用いたgel-filtrationによりmultiple myeloma,原発性macroglobulin血症,肝硬変症,関節リウマチ,ネフローゼ症候群の患者血清を分画し,それら異常蛋白血症の検査法としての価値について検討を加えた。

Glossary≪24≫—肝臓・胆道系疾患(5) フリーアクセス

寺田 秀夫

pp.277

<m>

macroglobulinemiaマクログロブリン血症

(Waldenström)(ワルデンストローム)

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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58巻8号(2014年8月発行)

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今月の特集2 血栓症時代の検査

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今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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