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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査12巻5号

1968年05月発行

雑誌目次

グラフ

螢光抗体法による淋菌検査

西浦 常雄 , 斉藤 功

pp.300-301

最近,性病特に梅毒と淋疾の増加が世界的に注目されてきている。また淋菌と形態的に似たmimaによる尿道炎,ペニシリン抵抗株による非定型的症例の増加,症状のない女子淋疾の追求もゆるがせにできない問題となり,従来,慣例的に行われてきた診断方法の再検討と同時に,より迅速,かつ正確な淋疾の診断法の導入が要望されている。Coonsに始まる螢光抗体染色法は,その検出率の高いことと同時に同定もかねるという長所を有するため,近時,各種の感染症の診断に応用されているが,淋菌においてもDeacon, Danielsonらにより検討が加えられ,淋菌の莢膜抗原の存在,髄膜炎菌との共通抗原などの基礎的研究に応用,さらに臨床的にも無症状の女性患者の診断等にすぐれた成績をえている。ここに2〜3の臨床塗抹例につき紹介する。(詳細は技術解説の項参照)

血球の電子顕微鏡像

渡辺 陽之輔 , 榎本 康弘

pp.303-308

綜説

検査のための母集団のとらえ方

山本 俊一

pp.311-316

はじめに

 臨床検査を行なうということは,ある時点にある人からある材料をとり,そのある部分の中に,あるもの(物質または細胞,微生物)があるかどうか,もしあればどれだけの量かをある方法によって知ることである。

 いまこのようにして一つの正確な情報(存在するかどうかや数値)が得られた場合,その数値だけでは,あまり意味がなく価値がないものであ.る。たとえばそれが正常値であるか異常値であるかの判断ができて,はじめてその数値が意味をもってくる。ところで,正常であるかどうかということは,同じ方法によって多数の同様な材料について検査がすでになされていなければならない。すなわち,ある材料に対しある方法によってすでに測定がなされ,その測定値の集まりについての情報があってはじめて各個の情報に対する判断が可能となる。

技術解説

螢光抗体法による淋菌検査

西浦 常雄 , 斉藤 功

pp.317-322

はじめに

 螢光抗体法は抗原抗体反応のもつ高い特異性を利用し,スライド上で抗原抗体反応をおこさせ,それを特定の条件下で実際に観察するものである。近頃,細菌,ヴィルス,ホルモン,酵素,組織抗原などの存在を探索し,かつ同時に同定するのに利用されているが,特に感染症への応用は著しく発展した。

 淋菌への応用は1959年Deacon et al.1)が男子淋疾に利用したのが最初でその後Harris et al.2)(1961),Danielson3)〜6)(1963,1965),斉藤7)8)(1964,1967)等により応用,技術改良されつつある。

顕微鏡写真撮影装置の進歩

新井 三郎 , 中坪 寿雄

pp.323-331

顕微鏡は,もっとも古く,もっとも新しい,臨床検査用の機械ということができる。このごろはずいぶん便利なものができて,日常の鏡検は非常に楽になった。しかし,よい顕微鏡写真を撮るということになると,そう容易ではない。これにはいろいろの要素が入ってくるが,近年とくに露出を決めることが容易な装置ができて,最大の難点が一つ解決されたように思う。この点を主限において,顕微鏡を作る側の人に説明を頂いた。こごに説明を頂いた2社以外にもいろいろの製品があると思うが,紙面の都合もあり,2社に代表をしてもらった形になったことを諒承して頂きたい。(編集部)

連載 連載対談・2

血液凝固異常についての対話<その2>—例症1第Ⅸ因子欠乏症

安部 英 , 天木 一太

pp.332-336

 天木この症例の特長は,外傷後出血が止まりにくい体質ということです。35歳の男性で,兄や母方の祖父にも同じよう、な症状がみられるところから,遺伝性の病気が想像されます。ここでスクリーニング・テストとはどういう意味ですか。

 安部スクリーニングというのは,たとえば出血性素因がある場合,これはどこに欠陥があるか,もし凝固因子に欠損があれば,どの凝固因子が悪いかという見当をつける検査です。いわばふるいにかける検査です。この場合凝固に関係するものでは,全血凝固時間,プロトンビン時間,部分トロンボプラスチン時間,トロンビン時間などの検査が行なわれます。

講座 臨床生理学講座Ⅶ

筋電図<1>—筋電図の役割を中心として

土肥 一郎

pp.337-343

I.はじめに

 臨床電気生理学的な検査としては,ありきたりのものをかぞえただけでも,心電図,脳波,筋電図,心音図,脈波,皮膚電気反射,ニスタグモグラムなどがある。このうち生体の発電現象を直接に(ということは振動→電気とか圧→電気とかのような変換を介在きせないで)増幅したものは最初の3つであり,それぞれの場合における発生個所の機能を推測する手掛りを与えるが,さらに発生個所だけでなくそこに到る道すじ,すなわち筋電図でいえば,筋線維以外に,神経筋接合部,下位運動ニウロン,上位運動ニウロン,大脳基底核,およびいわゆる錐体外路系などの各個所の機能をある程度分離して判定する手段として有力なルーチンの検査となってぎている。

 この3つの検査のうち,筋電図検査は術者の技能がちがうと結果がちがうという点で,いまだに検査技師に全面的には渡されていない検査法であり,通常は医師が検者となり技師が補助員となって協力して検査を完成するが,その場合に医師の経験年数やその時の状況たとえば充分な時間をかけて落ち着いて検査したかどうか,または患者の協力がどの程度得られたかなどにも左右されるという意味で不安定な要素を内に含む検査法である。しかしそれだけに検者の努力のしがいのある領域であり,しかも検査室が病院内ではたす役割がしだいに独立したものとなりつつあることからみると,将来は技師が熟練した医師と同じ程度に検者として活躍するようになるべき世界であるといえよう。

講座 病理学総論(その3)

循環の病理—動脈系を中心として

渡辺 恒彦

pp.344-348

はじめに

 循環系とはもちろん心臓を中心とした,動脈,毛細管,静脈からなる血管系と,これとは別に分布しているリンパ管系とをいうが,今回は血管系,特に動脈系を中心として,循環の病理の一部を扱ってみたい。ほんとうは循環器の中心である心臓を主として考えてみたいと思ったのであるが,たとえば心不全一つを扱うとしても,大へんな紙数を必要とするし,ものによっては各論にいれるべきものも数多く対象としなければならないので,心臓を中心とした話は今回はしばらくおいて,血管系特に動脈系を中心とした話をすすめることとした。片手落ちのようでもあるが,これも一つの試みである。巨大な循環系の多彩な動きの中から,動脈系の様相をとり出してながめてみるのも,個体の循環を理解する一つのよすがともなろうかと思う。

入門講座 生化学

正確にはかるということ

小延 鑑一

pp.349

 前回化学はかりの説明をしたのに関連して表題について考えて見ようと思う。化学はかりには「ひょう量」や「感量」などの言葉が使われている。「ひょう量」とはあるはかりで安全に,かつ正確に測定し得る最大量であり,また感量とはそのはかりで正確に測定し得る最小量ということである。これにはいずれも[正確に測定し得る」という表現がなされている。ではこの「正確に測定し得る」の「正確に」とはどのように考えるべきであるのか。はかりが機器としてもっている構造上の誤差,測定操作上の偶発的な誤差,分銅自体の器差および浮力の影響など多くの誤差要因が考えられる。このことは「正確に」ということを文字通りに考えるのではなくて,「正確さ」がどの程度であるかと考えるべきである。これははかりの性能に関連してくる。すなわちはかりの性能は(1)感量sensitivity,(2)信頼度Precision,(3)読取限度Readability,(4)精度Accuracyの4点で評価される。

(1)感量sensitivityは等比型や不等比型などのように構造上ある誤差を伴っている。

入門講座 血液

白血球アルカリホスファターゼ

寺田 秀夫

pp.350

 白血球アルカリホスファターゼ(以下白血球AP)の変動は諸種血液疾患の鑑別上重要である。

染色法

 Naphthol AS.MX phosphate法が最も良い。(1)血液塗抹標本はできるだけ薄く塗抹しすみやかに十分乾燥する。乾燥が不十分であると固定のさいはげてしまう。②固定:30分以内に−3℃〜−5℃の10%ホルマリンメタノール(36%ホルムアルデヒド:10ml+メタノール:90ml,この全量に0.01%の割合に酢酸を添加)で5秒問固定する。固定液は冷蔵庫のfreezing unit内に格納しておけば−5℃前後になっており,取り出して直ちに使用できる。(8)流水で15〜30秒水洗,乾燥(4)基質原液1.0mlにFast Blue RRを1mgの割合によく混和溶解した液で塗抹面をおおい,湿潤室に入れてフラン器(37℃)に2時間放置(5)十分に水洗(6)1%サフラニンO水溶液で核の後染色を2分間行う(7)数秒間手早く水洗,乾燥(8)グリセリンゼラチン,または流動パラフィンで封じて鏡検する。標本保存の必要のない場合はそのまま油浸で鏡検する。未封入で標本を保存しても2力刀までは陽性顆粒の槌色はみられないといわれる。

入門講座 血清

梅毒の血清学的検査法Ⅲ—補体結合反応—緒方法—

松橋 直

pp.351

 Wassermannが梅毒の血清学的検査法を創案したのは,まさにこの補体結合反店であった。1906年のことである。それは,Bordet-Gengou(ボルデージャングー)が確立した補体結合反応を応用し,Treponema Pallidum(TP)が多数検出される先天梅毒児の肝臓から,TPの抗原有効成分の水抽出液(これは前述のように誤りで,カルジオライピンなどの脂質であった)を抗原として,梅毒患者血清との間で反応させたものであった。そのため,この梅毒の補体結合反応をWassermann反応あるいはBordet-Wassermann反応とよんでいる。

 この反応系の溶血系以外には,抗体,補体,抗原の3因子があるが,梅毒の抗体の消長をみるために,種々の工夫が加えられてきている。抗体(梅毒患者血清)の量を知るため2倍連続希釈する抗体減量法(Kolmer法,ドイツ国定法など),抗体の量が多いと補体がより多く結合することを利用した補体増量法(Browing法,微研法など),抗原と抗体の最適比をうまくつかむことを利用する抗原減量法(緒方法など)に大別されている。わが国でもっぱらもちいられているのは緒方法である。

入門講座 細菌

指示薬の概念と細菌学領域におけるその利用そのⅢ—細菌学領域におけるpH指示薬の応用例

橋本 雅一

pp.352

1.培地pHの調整

 正確には電気的方法(pH meter)を使うか,比色計(comparator)を用いるが,特別な場合を除いて培地の調整にはふつう±0.2pH単位の誤差が許されるので,pH試験紙で十分間に合う。しかし,目的とする培地のpHいかんによって,そのpHで最も鋭敏に反応する変色域をもつ指示薬を選択することが必要である。たとえば,培地のpHを7.2〜7.4に調整したいときには,標準表でこの部分が変色域のほぼ中央に位置しているBTBを用いるべきであるし,pH8.0〜8.2に合わせたいときには,この部分が中央部にあるPRが用いられることとなる。この場合,pHの測定には外部指示法を用いるのが原則である。すなわち,適当なpH試験紙の小片をきれいにぬぐったピンセットでつまみ,取出した培地液の少量をこの小片につけて濡らし,しばらくしてからその色調の変化を標準比色表の色調と比較する。

 培地の多くは調整前では酸性(6.0〜6.4)なので,アルカリ性にするには10%炭酸ナトリウム水溶液を少しずつ加えて,pHの変動を観察しながら所要のpHに調整する。なお,酸性にするには工0%酢酸水溶液を用いる。

入門講座 病理

自動包埋装置

内海 邦輔

pp.353

 自動包埋装置は,病理組織標本作過製程のうち,脱水,脱アルコール,パラフィン浸漬過程を自動的に機械にやらせる装置である。自動包埋と呼んではいるが,最終のパラフィン包埋は人力でやらねばならない。この機械の代行する仕事はあまり高度熟練を要するものではないが,注意しないと脱水不良になったり,微小組織片を紛失したりする恐れもある。機械の取扱いと注意事項の要点を述べてみよう。

 自動包埋装置は,1)脱水,脱アルコール,パラフィン浸漬の系列容器を並べた部分と,その容器内に釣下げた組織片カゴを一定時間毎に持上げて次の容器に送る装置と,3)時間を規制するタイマーの3部分からなる。

入門講座 共通

実験ノートのとり方—生化学検査

松村 義寛

pp.354

 人の記憶は十年前のものでも,数十年前のことでも明確である場含もあるが,それはきわめて特別な事件に限られるもので,日常の事柄となると昨日のことでも,あるいは数時間前のことでも定かでないことも起る。したがって日常検査の成績はどんなに簡単なことであっても必らず記録するように努めなければならないものである。

 試料についての結果はもとよりのことであるが,検査に関係のあると考えられる事項は細大もらさず書きとめておく習慣が大切である。このために用いられるのが実験ノートである。

検査室メモ

オベクトグラスとカバーグラス

広明 竹雄

pp.355

 旅に出て,車窓を流れる風景に接するとき,スモッグに馴らされた頭のなかも窓外の空気のように澄んで楽しいもの……特に初めての土地へ行った場合はことさらで,窓から目をはなせないであろう。

 しかし,偶然に座った窓のガラス面がデコボコであった場合……目に飛込んでくる景色はギクシャクと歪み,イライラして楽しいどころではないが,今でもローカル線の列車などで時にこのような場面に遭遇する。

ニュース

サイト・テクノロジスト地位確立の第一歩—細胞診スクリーナー養成所開校 フリーアクセス

編集室

pp.356

 去る5月6日,わが国で初めて細胞診スクリーナー教育の専門機間として,その養成所が東京と大阪に同時に発足した。大阪は大阪成人病センター内に設立されたが,ここでは東京の癌研究会(豊島区)内に開校した癌研究会付属病院付設細胞診スクリ一ナー養成所の開校式の模様を紹介しよう。

研究

プラスミンを用いた抗プラスミン値の測定法

松岡 松三 , 桜川 信男

pp.357-360

緒言

 近時ウロキナーゼなどの血栓溶解剤1)2)3)およびトランサミンなどの線溶阻止剤4)5)6)が臨床各方面において応用されるにつれ,線維素溶解(線溶)現象という言葉も身近に親しみを持てるようになった。しかし,このような薬剤を用いるにあたり,生体内線溶系の徴妙な変動を把握し,薬剤投与による臨床症状の変化,たとえば血栓溶解剤の過剰投与による出血傾向などを観察し,管理することが必要である。

 線溶現象に関する測定法は今日まで種々の原理にしたがい,数多くの方法が考案されているが,いまだに最良の方法はみられず,とくに抗プラスミン値測定法に関しては決められた方法はない。

ヘモグロビン測定法の検討—特に国際法溶媒,アメリカ法溶媒及び河内法溶媒について

岡崎 公士朗

pp.361-362

はじめに

 一般臨床検査としてのヘモグロビン測定法にはザーリー氏法が広く用いられて来た。しかし現在における最も信頼出来る測定法はシアンメトヘモグロビン法であって1),アメリカにおいてはすでに1958年同法に統一され2),またドイツでも1962年これが採用された2)。1968年9月開かれる第12回国際血液学会3)において国際的にこの方法に統一される予定となっている。ところがシアンメトヘモグロビン法の溶媒としては従来種々の処方が使用されているので,それと国際法に推奨されている処法との優劣を比較検討した。

乳酸脱水素酵素測定用キット(L-TEST)の検討—超微量化について

小田 真也 , 柚木 光男 , 奥山 理 , 川原 重治

pp.363-366

 最近乳酸脱水素酵素測定の重要性が認められるにつれて,測定法こ関しても,本法の標準法と見なされているWróblewski氏の紫外部による測定法1)のみならず,より簡易化された方法が発表されつつあるが2),他方それらを応用した測定用キットの発売をもみるに至りつつある。私達も本酵素測定にはL-TESTを使用しているが,本法は毎回血清を6倍稀釈して使用せねばならないというわずらわしさがあるので,それを除く意味で血清10λを直接採量して測定を行なうと共に,試薬も半量にして測定する方法を検討してみた。その概要を報告する。

私のくふう

濾紙法によるNiacin Test—(結核菌鑑別)

村田 徳治郎

pp.360

 濾紙法は培地集落数が4〜6あれば実施できるのが利点である。

試薬

機器の解説

Chloride meterによるクロールの測定

吉田 陞

pp.367-369

はじめに

 血清中クロールの測定法としては,最も古い方法とされているMohr法1)2)以来,幾種かが3)〜7)知られているが,現在日常検査法として広く用いられているのは,硝酸銀滴定法のSchales&Schales法8)であろう。

 近年,検査室の自動化が進められており特に検体の多い施設ではその傾向がいちじるしい。それに伴って自動分析機器の発達により,クロール測定もオートアナライザーの出現で,比色法9)による自動分析,また銀電極を用いる電量滴定法10)であるchloride meter法などの自動分析法が普及してきた。

特別レポート

病理学における特殊染色標準法設定について—殊に嗜銀線維,弾性線維,粘液,真菌の染色法

金子 仁

pp.370-376

はじめに

 組織診断に関して,病理医の学識経験が極めて重要な要素である事は勿論であるが,これと同時に組織標本染色の上手下手が病理医の診断を迷わせる場合がしばしばある。

 大部分の診断は,通常普通染色と呼ばれているヘマトキシリン・エオヂン重染色で,つけることができるが診断困難例は特殊染色を行ない,その組織の中の特殊な成分を染色して診断の助けとしなければならない。たとえば結核性病変ならば普通染色の外に結核菌を染め出し,結核であるという病変を確めるごときものである。

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
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64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

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62巻5号(2018年5月発行)

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今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

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60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

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今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

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59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

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59巻7号(2015年7月発行)

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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

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今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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