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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻1号

1969年01月発行

文献概要

グラフ

親子鑑定検査法

著者: 古畑種基1 池本卯典1

所属機関: 1科学警察研究

ページ範囲:P.13 - P.18

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ある母子の組み合わせに対して,ある男が父親かどうか,また,子供が取り違えられた場合,真の両親は果たして誰であるかを決める検査が親子鑑定であります.
親子鑑定は,現代の遺伝学の知識を応用することにより,ほぼ完全に解決することができる.その決め手となるのは血液型で,血液型遺伝の法則に反する血液型が認められたときは父子関係は否認される.血液型によって親子関係が否認されない場合においては顔の相似性,指紋,掌紋,足紋,声紋などの遺伝形質の検査を行なって親子らしさの程度を検討します.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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