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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻1号

1969年01月発行

文献概要

技術解説

マイクロタイター法によるASLO値測定と定量ラテックス結合反応

著者: 松浦美喜雄1 白石聡2

所属機関: 1大宮赤十字病院整形外科 2徳島大学皮膚科

ページ範囲:P.33 - P.35

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 血清学的検査を含む集団検診を行なうに際して肝要なことは,被検血清をできるだけ早くかつ正確に処理することである.われわれは,小学校児童ならびにその職員,父兄合わせて1000名をこえる被検者より採血を行ない,それらの検体について,ASLO値の測定,ラテックス結合反応によるリウマチ因子の検索を行なった.この集団検診の際,多数の検体についてのASLO値測定の手抜きの頻雑さが1つの障害となった.この障害を除くために,補体学の実験で慣用されているマイクロタイター法の応用を試みた.ラテックス結合反応については,この方法を導入することにより簡便な定量値を行ないえた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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