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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻10号

1969年10月発行

文献概要

1ページの知識 血清

ガンマ・グロブリンの製剤

著者: 安田純一1

所属機関: 1国立予防衛生研究所

ページ範囲:P.865 - P.865

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 回復期患者の血清,または免疫血清を注射して一時的に免疫を得させることを受動免疫という.ウマを免疫して得られたジフテリア,破傷風などの抗毒素がまず用いられたが,異種血清である以上,血清病を起こす危険があった.このような副作用からのがれる道は,ヒトの抗体を使うことである.抗体活性がγ-グロブリンにあることがわかって以来,γ-グロブリンの注射が行なわれるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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