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1ページの知識 血清
ガンマ・グロブリンの製剤
著者: 安田純一1
所属機関: 1国立予防衛生研究所
ページ範囲:P.865 - P.865
文献購入ページに移動 回復期患者の血清,または免疫血清を注射して一時的に免疫を得させることを受動免疫という.ウマを免疫して得られたジフテリア,破傷風などの抗毒素がまず用いられたが,異種血清である以上,血清病を起こす危険があった.このような副作用からのがれる道は,ヒトの抗体を使うことである.抗体活性がγ-グロブリンにあることがわかって以来,γ-グロブリンの注射が行なわれるようになった.
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