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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻12号

1969年12月発行

文献概要

特集 血清学的検査—その本質と実際 グラフ

梅毒血清反応の自動化—Automated Reagin Test

著者: 福岡良男1

所属機関: 1東医歯大・中央検査部血清

ページ範囲:P.998 - P.1003

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 梅毒血清反応の自動化をはじめて試みたのはフランスのVargues(1965)である.VarguesはFlow systemのオートアナライザーを用いてワッセルマン反応を試みることに成功したが,感度が劣っているためにいまだ日常化していない.ここに紹介するAutomated Reagin Testは,1967年にアメリカ国立伝染病センターの性病研究所のグループによって発表されたものであり,ガラス板法とほとんど同一の鋭敏度と特異度をもっている.Automated Reagin Test(通常ARテストと呼ばれている)はFlow systemのオートアナライザーによって行なう梅毒の間接凝集反応である。著者が行なった基礎実験をもとにしてARテストの概略を図示する.詳細は本文(1025ページ)を参照されたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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