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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻12号

1969年12月発行

文献概要

特集 血清学的検査—その本質と実際 免疫血液学的検査

輸血副作用の検査法

著者: 安藤清平1

所属機関: 1東医歯大・輸血部

ページ範囲:P.1052 - P.1057

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はじめに
 輸血を行なうときも,ブドウ糖やリンゲル液などの輸液を行たうときも,同様に静脈内へ点滴注入するが,輸血では輸液と違ってしばしば副作用を伴う,輸血で副作用が起こりやすい事実は,血液がブドウ糖などにない種々の特徴をもっていることに由来する.
 その第1は血液には赤血球,白血球,血小板という生きた細胞が存在し,赤血球が破壊した場合には溶血という現象が起こり,このような血液を輸血すると,効果がないのみならず副作用が起こる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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