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特集 血清学的検査—その本質と実際 梅毒血清反応
座談会—梅毒血清反応
著者: 水岡慶二1 安田純一2 福岡良男3 松橋直4 鈴田達男5
所属機関: 1東大中検 2国立予研一般検定部 3東医歯大・中検 4東大・医科研アレルギー学部 5東京医大・血清
ページ範囲:P.1068 - P.1076
文献購入ページに移動水岡梅毒血清反応は,ご承知のように1906年ワッセルマンによってつくられてから,現在までもうすでに60何年かの日にちがたっているわけです.その間,いろいろな変遷がありまして,現在はトレポネーマを使う反応の実用化というところまで発展してまいりました.しかし,トレポネーマを抗原に使う反応が出てまいりまして,梅毒血清反応が,多少いまは混乱しているような状態ではないかと思います.
はじめにそういうことにつきまして,ご意見をうかがってみたいと思います.
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