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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻12号

1969年12月発行

文献概要

特集 血清学的検査—その本質と実際 血しょうタンパク異常

免疫拡散法による血しょうタンパクの定量—主としてSingle radial immunodiffusionについて

著者: 市橋治雄1 寺野由剛2

所属機関: 1ヘキストジャパン医学研究部 2ヘキストジャパン学術部

ページ範囲:P.1183 - P.1188

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 ヒト血しょうタンパクの分析に免疫拡散法が導入されて以来,その感度がよく特異性が高いことから,すぐれた微量タンパク定量法として臨床検査室でも利用されるようになってきた.これによって数々の臨床医学的な新事実が発見され,この方面の研究に寄与することが大であるといえよう.
 現在用いられている免疫拡散による定量法としては,①single radial immunodiffusion,②single linear immunodiffusion,③electroimmunodiffusionの3種(図1)があげられよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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