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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査13巻2号

1969年02月発行

雑誌目次

代謝経路と臨床検査・2

TCAサイクル

松村 義寛

pp.96-97

 エネルギー獲得の方法として生体中の諸所の細胞に広く存在する酵素群であって,アセチルCoA中のアセチル基を炭酸ガスと水とに分解する反応を行なっている.種々の基質の脱水素酵素と加水酵素の組み合わせによって構成されており,細胞外には存在しない.すなわち血漿中には平常時には見出せないものである.これらの酵素が血漿中に証明せられたならば,生体のいずれかの部位に細胞の破壊が病的に生起しているものと推定されることになる.臨床検査としては,この一群の酵素のうちいずれか1つを用いればよい.

リンゴ酸脱水酵素Malate dehydrogenase

カラーグラフ

風土病の検査(1)—つつが虫病

清水 文彦

pp.102-103

 "つつがなく"という言葉があるぐらいに,昔から北日本の日本海沿岸3県(秋田,山形,新潟)の河川流域には,だいたい夏につつが虫(ツツガムシ—アカムシまたはケダニともいう)というダニの1種に刺されることによっておこる発疹性熱性疾患があって,致命率が高いために恐れられていた(いわゆる古典的つつが虫病).同じような疾患が台湾からジャワ,スマトラ,マレー,セイロン,ビルマ,インドなど東南アジアにあることが知られ,さらに今次の大戦でニューギニア,ソロモン群島など西南大平洋地域にもあることが明かにされた.

戦後日本でもこの疾患の調査研究がすすみ,高知,香川では夏に,東京(伊豆七島),神奈川(鶴見,三浦半島),静岡(伊豆半島),千葉(房総半島)では秋から冬に同じような疾患があることが明かにされ,おのおの病原リケッチアの検出がおこなわれた(いわゆる新型つつが虫病).

グラフ

血液培養による染色体異常の検査

山田 清美

pp.105-110

 組織培養の進歩により人間の染色体研究が盛んになって,これまでに多くの先天性疾患が染色体異常によることが明らかになった.また,流産胎児や死産児に染色体異常が高率に発見されることから,流死産の大きな原因となることも判明した.染色体は遺伝子の集合体であるので,その異常は患者の身体的異常や発育遅延,知能障害などを伴う場合が多く,臨床症状と密接な関連性をもっている.したがって,染色体分析は病気の発生原因の解明に役だつばかりではなく,先天性疾患の診断にも活用されている.染色体検査は一般に末梢血液の培養法が用いられ,Phytohemagglutinin (PHA)と呼ばれるインゲンマメの種子から抽出した物質を添加することによって,白血球の細胞分裂を誘起する.現在では,血液培養法や標本作製法は研究室により,いろいろと改良くふうがなされているが,基本的にはみな同じなので,以下私たちの研究室で行なっている方法を紹介する.

電極法によるガス分析—ILメーターを使用して

白石 透 , 宮沢 正治

pp.111-112

 血液ガス分析は肺機能検査室,心カテーテル検査室において必須の検査であり,さらに重症患者治療における呼吸管理,腎疾患などにおける代謝性アシドージスの治療にも欠くことのできない検査である.従来,この検査にはVanSlyke検圧計とpH計の組み合わせが用いられてきたが,Van Slyke検圧計による方法は分析に時間がかかり,かつ熟練と微妙な手技が必要である.最近電気的ガス分析計の開発により,短期間の練習でO2分圧,CO2分圧,pHなどが正確に測定できるようになった.ここでは現在,最も普及しているILメーターの使用法について説明する.

総説

自己免疫疾患

浜島 義博

pp.113-120

自己免疫といわれる現象は,自己の身体が,自分の細胞や組織に対する抗体を作るということで,医学界でにわかにクローズアップされてきたが,その原因は,まだよく解明されていないものの1つである.そこで,この自己免疫の発生についての考え方や免疫病理学的な理論について,現状の話題を紹介しよう.

私のくふう

比色セルの水切り

三浦 隆弘

pp.120

 生化学の検査件数は近年増加の一途をたどり限られた人員でいかにして検査精度の維持と能率向上につとめるかは小さな1くふうにつながると思う.

 生化学において不可欠の光電比色計も,われわれ術者にとって身近なものになり,また利用度も大きい.そこでそのたびに使用する比色セルの水切りを考案し使ってみて重宝なので,ここに紹介し諸兄の諸兄のご批判を仰ぎたい.

セルロース・アセテート膜の透明化を短時間で

平子 隆夫

pp.139

 セルロース・アセテート膜を使って電気泳動する場合,乾燥の段階で成書には,"5%酢酸でくりかえし洗って脱色した後,垂直につるして自然乾燥させる。透明化させる場合は,屈折率約1.474の透明な油に乾燥したメンブラン・フィルターを浮かべ下面から油をしみこませる"とある.

 しかし,部屋の湿度や,時間の関係で乾燥していなかったり,乾燥にムラができて全体をうまく透明化できない場合がある.そうした場合,測定値がバラつくことは当然考えられる.

技術解説

先天性代謝異常の検査法

北川 照男 , 深津 信子

pp.121-127

はしがき

 数多くの先天性代謝異常症のなかの一部の疾患,たとえばフェニールケトン尿症,楓糖尿症,チロジン症,ガラクトース血症,果糖不耐症,ビタミンB6依存症候群,副腎性器症候群,ウイルソン病などは,症状が発現するまえに診断して早期に治療すれば,症状の発現を阻止することができる.したがって,症状による診断ではなく,本症は臨床検査のみによって診断しなければならないことが多い.また,このような疾患の1つ1つの発生頻度は,きわめて低く,数万の出生に対して1人というようなまれな疾患であり,このようなまれな疾患を,症状に頼らずに診断するとなると,いわゆるmass screeningによって疾患の発見を行なわなければならない.

 これまで,先天性代謝異常症のスクリーニング法としては,フェニールケトン尿症の診断に関するものが最も多く開発されてきた.しかし,数多くの先天性代謝異常症を同時にスクリーニングできるような方法が開発されることが,発生頻度の少ない多くの代謝異常症を発見するうえには必要であり,方法が簡単で,信頼度の高い検査法を採用することが必要である.

質疑応答

抗ストレプトリジン0(Anti-streptolysin 0)価測定時の,5%赤血球浮遊液使用について

中西 寛治 , 松橋 直

pp.127

 抗ストレプトリジン0価測定時の5%赤血球浮遊液には,ウサギ血球を使用する方が望ましいのは当然でありますが,人型血球使用の場合,

1)人型血球使用のなかに特にO型血球を使用しなさいと指定あるメーカーと,単に人型血球でもよいという両者について,必ず,O型血球でなければいけないでしょうか.

臨床検査の問題点・2

コレステロール検査法—その実際と注意点

春日 誠次 , 中 甫

pp.128-133

最も多い検査の1つであるコレステロール検査は,現在,成人病検査に欠かせないものになっている.Zak-Henry法,Zurkowski法を中心に硫酸の処法,基準液の考え方,直接法の利点など,現場の問題点を検討する.

主要疾患と臨床検査・2

肺疾患の臨床検査(2)

井村 价雄

pp.134-139

肺機能と臨床検査の意義

 肺疾患の臨床検査のうちで,肺機能検査は肺疾患の診断,その合併症,続発性肺疾患の有無や程度,治療効果ならびに予後の判定,機能的に限界線上にある患者の手術の適応決定,さらにリハビリテーションや身体障害の認定などのために行なわれる.

 肺機能は,換気機能,肺循環機能,拡散の3つに大別する.換気機能は,胸壁と横隔膜の運動によって胸腔内圧と大気圧との間に圧差を生じ,これによって大気を肺胞内へ吸い込み,次いで肺胞の空気を体外へ送り出す作用をさすものである.したがって,胸壁や横隔膜などの運動障害を生ずる場合のほか,肋腔ないし肺内の貯液,無気肺,肺の弾性低下,粘性抵抗の増加,各部の気道狭窄,肺線維化,肺気腫などの肺内変化が生ずる場合には,換気障害が現われる.

座談会

キット検査薬の長所と短所—新しい生化学検査薬の商品学

斎藤 正行 , 正路 喜代美 , 鳥田 美恵子 , 松村 義寛

pp.140-148

臨床化学検査に用いられる試薬は種類が多く,また不安定なものは長く保存できないので,しばしば調製することになる.これを1カ所で大量に作ると,品質は一定して,コストは当然下がるわけである.このような意味で,調製試薬・キット試薬などが盛んに出回るようになった.これらの調製試薬やキット類には長所もあるが,また欠点もあるので,そのへんの理解をよくつけておかないと,検査が不正確になる.適切な使いかたをすれば,検査の能率がよくなり,しかも精度も向上するので,将来,積極的に取り入れることが望ましいものである.

1ページの知識 生化学

試薬の精製—液体化合物の蒸留

永井 諄爾

pp.149

 物質が純粋であるかどうかの目やすの1つは,固体化合物では融点が,液体化合物では沸点が一定であることである.したがって液体化合物では,その物質の沸点に相当する温度で溜出する画分を集めると,だいたい純粋な液体化合物が得られる.

 臨床検査を含めた化学実験では,液体化合物の純度が問題になることが多い.特にこれらの物質が溶媒として使用されるときである.溶媒として使われる液体化合物のうち,最も普遍的のものは水である.水の純度が化学分析のうえでどのように重要であるかは,われわれが日常よく心得ていることであり,水道水をそのまま使うようなことはきわめてまれであり,ほとんど脱イオン水や再蒸留水が使われていることからも,溶媒の純度がどのように大切であるかが明らかであろう.

1ページの知識 血液

血球計算の誤差をなくすには(2)

大橋 辰哉

pp.150

メランジュールの取り扱い方

 まず,メランジュールの内部がじゅうぶんに乾燥していることが,絶対必要である.メランジュールを回転させてみて,球部の中のガラス球が壁にくっつかず,軽く回転するかどうかを,必ず血液吸引の直前に確かめてみる習慣をつけておくのがよい.

 次に,正確に血液を所定の線,赤血球の場合なら0.5の線まで吸引することである.それには,一度0.5の線を少し越す程度によぶんに血液を吸引し,次に指頭にメランジュールの先を図1のように当て,指をずらせる.すると,血液は指にくっついてメランジュールから出ていくので,0.5の線に正確に早くそろえることができる.このとき,口にくわえたゴム管に息を吹き込んで,よぶんの血液を吹き出そうとすると,吹き出しすぎてしまい,また足りなくなったぶんだけ血液を吸い込まなければなくなる.こんなことをしていると,必ず凝血してしまうので,この方法はやらないほうがよい.ガーゼによぶんの血液を吸い取らせる方法も,うまくゆかないのでやめたほうがよい.

1ページの知識 血清

吸収

安田 純一

pp.151

 ある1つの抗血清によって,この抗血清をつくるための免疫に用いた菌Aと別の菌Bとが全く同じ価まで凝集されたならば,この2つの菌は血清学的に全く同一であるといってよいであろうか?必ずしもそうではない.

 この抗血清ちゅうに,Aに対する抗体とは別に,なんらかの理由によって,Bに対する抗体も含まれており,双方の抗体価が同じということがありうるからである.

1ページの知識 細菌

細菌の形態からの同定(2)

木村 貞夫

pp.152

 グラム染色の所見に,球菌・粁菌の別を組み合わせると,細菌は4つの群,すなわち(1)グラム陽性球菌,(2)グラム陰性球菌,(3)グラム陽性杆菌,(4)グラム陰性杆菌に大別される.

 このおのおのの群に,それぞれ病原菌があるわけであるが,群によってその数は違う.また,その配列の状態からも,およその見当がつけられる群とそうでない群とがある.次に,各群についての病原菌を考えてみよう.

1ページの知識 病理

組織の固定(2)

川井 一男

pp.153

 ホルマリン以外の水性固定液としては,重金属塩を含む液が一般に用いられる.

 クロム化合物は,タンパクのカルボキシル基やヒドロキシル基と結合しやすく,普通は中性あるいは弱酸性で使用される.重クロム酸カリウムが最も多く使われるが,細胞組織の黄染が起こるので,固定後の水洗をじゅうぶんに行なわなければならない.基本となる固定液はMüller液で,重クロム酸カリウムと硫酸ナトリウムを含んでいて,さらにホルマリンを加えたOrth液は血球などの細胞質顆粒を染め出す場合に使われ,Ciaccio液は脂肪染色に際して用いられる.

1ページの知識 生理

半導体ダイオード

宇都宮 敏男

pp.154

 ダイオード(diode)とは2つの電極をもったものの意味である.半導体ダイオードのふつうのものは,1つの半導体結晶の中でp形のところとn形(前回参照)のところが接合しているもの(pn接合)が本体である(図1).このダイオードは真空管ダイオード(二極管)と同様,電流をほとんど1方向にしか通さない性質があり,整流器としていろいろの用途がある.たとえば交流電化機関車で,大形のシリコンダイオードを用いて交流を整流し,直流にして直流モーターを駆動したり,ラジオやテレビジョン受像機で無線電波(高周波交流電流)を整流して音や画の電流とするのに用いたり,あるいは電子計算機において論理的な演算に欠くことのできない電流方向の判定素子として,ばく大な数のダイオードを用いたりする.

1ページの知識 一般

時間の測定

松村 義寛

pp.155

 "少年老いやすく,学成り難し,一寸の光陰軽んずべからず"."人生は短く,芸術は長し",うつろいやすき時を詠じたものは古来はなはだ多い.

 現代の科学が時間・空間の枠に支えられて因果律の下に成立していることを考えればその成果を医の実践に応用している臨床病理学あるいは臨床検査法において時間の測定はたいせつである.

検査室メモ

施設(検査科)見学をすすめたい

大橋 経雄

pp.157

"井の中の蛙"を避けよ

 わが栃木療養所の検査科ではここ10年来,よその施設の検査科(室)を適宜見学してきている.この見学は所側で見てこいと指示されるものと,検査科でぜひ見たいと上申するものの2とおりあって,普通は検査科で立案上申する場合の方が多い.なぜこのように見学を行なっているかというと,今日のようにわれわれ検査技師の仕事が,年々すばらしい発展進歩をとげているとき,ひとり栃木療養所方式で検査を行なっていたのでは,これは井の中の蛙ともなりかねないので,ここはやはり大施設,あるいは新施設の検査科を見学することが,新しい技術,新しい知識をえるのに第一の得策と考え,つとめて機会を設けては他施設の見学を行なっているわけである.

 もちろんこの見学は,地方医務局(厚生省)で年1—2回行なう技師の講習会の際にも,時間があれば単独ででも,当該検査科を見せてもらっている.しかし,見学といっても日常作業に忙殺される検査科では,職場から技師を見学に出張させるという時間的余裕が,そうやたらとあるものではなかろうが,私はもしそれができることなら,技師長や主任の各先生は,時間を何とか割譲して,少なくも1日ぐらいの予定で,他施設検査科の見学をさせてほしいと思うのである.前述のように,他の検査科を見学するということは,技師の技術向上に役だつばかりでなく,技師仲間の親睦をも深めるわけで,こうした見学はそれこそ一石数鳥の成果をあげるものである.

論壇

臨床検査の今昔

金井 泉

pp.158-159

 本誌の編集部から,臨床検査の歴史について書くようにという依頼があったので,私が医者になってから約50年の間の移り変わりについて,少しばかり述べてみたいと思う.

研究

塩酸プロカインを用いる血小板直接算定法の検討

屋形 稔 , 土田 純子 , 青島 邦子 , 織田島 弘子 , 寺尾 夫支子 , 佐藤 久美子 , 松岡 松三 , 塚田 恒安

pp.160-163

 血小板は,出血性素因のみならず,血栓形成にも重要な役割を有していることが知られ,臨床上からも,しばしば検討されてきている.しかし,この方面での研究の障害の1つとして,血小板算定法の問題がある.すでに,多数の方法が報告,推奨されてきているが1,2,3,7,9,10),精度の点,日常検査に実施できるかの点などで,いまだ十分な方法はないと考えられる.われわれは,静脈血からも算定できる点,普通の顕微鏡でも算定可能な点より,塩酸プロカインを主成分とした稀釈液を用いるPiette&Piette (以後Piette法)の方法6)をとりあげ,種々検討したのでここに報告する.

昭和43年度二級臨床病理技術士資格認定試験

田中 昇

pp.164-165

昭和43年度の試験は,7月7日第15回一般試験を皮切りに,8月,9月の酷暑の間に行なわれた.第15回一般試験は,7月7日東京女子医大で(主任委員・松村義寛),7月13日第17回・18回の二級試験がそれぞれ東京・関西で同時に,7月28日に第16回一般試験が九大で(主任委員・永井諄爾),9月8日に第17回一般試験が京都府立医大で(主任委員・仁木偉瑳夫)行なわれた.

本誌では,例年,二級試験の問題・解答および総括・講評を掲載し,読者の好評をいただいてきたが,本年は,さらに"臨床病理検査士資格認定試験"の成り立ちと意義についての解説とあわせて掲載することにした(なお,この記事は日本臨床病理学会の好意によるものである).

問題と解答

pp.166-172

臨床化学

問題A

(1)濃度96%比重1.84なる濃硫酸は何規定か?

総括と講評

田中 昇 , 富田 仁 , 高木 康史 , 福井 巌 , 野村 武夫 , 安永 幸二郎 , 沼田 岳二 , 安田 純一 , 木村 義民 , 樫葉 周三 , 島峰 徹郎 , 川井 一男 , 高橋 辰広 , 仁木 偉瑳夫 , 本間 伊佐子 , 白石 透

pp.173-181

試験のための準備

 例年のことながら,試験期日がまさに酷暑の候で,受験者もさることながら,試験官の先生がたには,まことにご苦労至極で,時期に関する検討も毎年議題になるが,大学の実習場を借用する関係上,休暇期を選ばなければならないし,冬は休日に暖房がはいらないなど種々な理由で,夏休みを選ばざるをえない事情を了解していただきたい.

 各科目についての講評は,それぞれの主任委員にお願いすることにして,全般的なことについて申し述べたい.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

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今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

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今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

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62巻9号(2018年9月発行)

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62巻8号(2018年8月発行)

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62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

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今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

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今月の特集2 実は増えている“梅毒”

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60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

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59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

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今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

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59巻5号(2015年5月発行)

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今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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