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代謝経路と臨床検査・4
脂酸のβ酸化
著者: 松村義寛1
所属機関: 1東女医大・生化学
ページ範囲:P.276 - P.277
文献購入ページに移動 脂質中には,直鎖の飽和脂酸が含まれているのが特徴的であり,この脂酸の末端カルボキシル基が他物質のアルコール基とエステル結合をしている.
エステル結合を分解する酵素はエステラーゼ,あるいはリパーゼとよばれており,消化液中には膵リパーゼが分泌されているが,肝,筋など多くの組織の細胞中にも存在する.
エステル結合を分解する酵素はエステラーゼ,あるいはリパーゼとよばれており,消化液中には膵リパーゼが分泌されているが,肝,筋など多くの組織の細胞中にも存在する.
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