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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻4号

1969年04月発行

文献概要

グラフ

心音計—熱ペン式とフィルム式

著者: 太田怜1 町井潔2

所属機関: 1自衛隊中央病院内科 2東大吉利内科

ページ範囲:P.285 - P.288

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心音心雑音とは,心臓ならびに近接大血管から発生した振動のうちで,特に可聴域内のものと定義することができる.これらを記録するために設計されたものが,心音計である.心音計は①集音部,②増幅部(フィルターが内蔵されている)③記録部の3部からなりたっている.今日,心音計には,撮影式と直記式の2種があるが,これは記録部がフィルム式になっているか,熱ペン式になっているかの相違である.心音図作製の簡略化という点で,後者の方がはるかにすぐれているが,得られた心音図の精度という点ではいまのところ,前者に遠く及ばない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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