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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻6号

1969年06月発行

文献概要

グラフ

滅菌テスト・1—外科用材の滅菌テスト

著者: 古橋正吉1 新井初音2 上野温子3

所属機関: 1東京医歯大・手術部 2東京医歯大付属病院中央材料室 3東京医歯大付属病院手術部

ページ範囲:P.453 - P.457

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 手術器械やリネン材料の滅菌には,高圧蒸気滅菌(オートクレープ)や酸化エチレンによるガス滅菌がひろく用いられている.しかし,滅菌装置によって滅菌が完全に行なわれたか否かを,常に調べておく必要がある.この滅菌効果確認のためにしばしば行なわれるのが,細菌培養法とケミカルインジケータといって,一種の検知カードを用いる方法である.細菌培養は確実だが,結果を得るまでに多少時間を要し,毎常実施できぬうらみがある.一方,検知カードの場合は,滅菌後ただちに結果が判明し,判定も簡単である.以下,病院で行なっている滅菌テスト法の1例を,順を追ってお目にかけよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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