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研究
オートアナライザーによる体液カルシウム,無機リンの同時測定
著者: 大越幸子1 中山文子1 水野映二1 仁科甫啓1 北村元仕1
所属機関: 1虎の門病院生化学科
ページ範囲:P.524 - P.526
文献購入ページに移動著者らはオートアナライザーによる血清および尿中Caの単独定量法を先に報告した.この改良法1)は,diagramや用いる界面活性剤などの吟味から基線でのノイズを消却し,生体試料中のマグネシウムの影響を8—hydroxyquinoline添加によってのぞいた方法である.今回さらに,これにFiske-SubbarowのP定量法を加味して2チャンネルオートアナライザーによるCaおよびPの同時測定を検討し,ほぼ満足すべき方法を確立したのでここに報告する.
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