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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査13巻7号

1969年07月発行

雑誌目次

カラーグラフ

比色定量分析の色・2

松村 義寛 , 小峰 仙一

pp.540-541

グラフ

試薬の整理保存

吉田 光孝 , 北村 元仕

pp.543-550

 一般に試薬は単純試薬と調製試薬に分けられ,それぞれ適切な整理と保存が要求される.整理は検査実施上の機能面に,保存条件は試薬の安定性に関連し重要であることは当然である.しかし,一面危険性や,他に影響を与えるためなどから,隔離を優先しなければならないこともある.

危険薬品もその危険性の面より見れば多種多様で,発火性,引火性,可燃性,爆発性,酸化性,禁水性,強酸性,腐食性,有毒性,有害性,放射性とあげらねるが,それらの危険の性質に応じ適切な保管方法が必要となる.すなわち事故が発生しないように,また火災時においても危険が増大しないように考慮さねるべきであろう.

代謝経路と臨床検査・7

プリン体の代謝

松村 義寛

pp.552-553

 細胞中には主として核内にあるDNA,原形質内にあるRNAとして核酸が存在する,いずれも塩基,リン酸,ペントースからなる高分子化合物であるが,その塩基成分はプリン体,ピリミジン体の2種類がある.ここではプリン体に属するアデニル酸,グアニル酸の生合成と分解経路とを示した.

 リボース−5—リン酸は酸化的解糖経路の中間代謝物として出現するが,この上にグルタミン,ホルミルテトラヒドロ葉酸,グリシン,炭酸ガス,アスパラギン酸などから素材の供給を受けて,しだいにプリン核の形態をととのえてイノジン酸を経由してアデニル酸,グアニル酸を生じ,さらにエネルギーの供給を受けて,ATP,GTPとなりピリミジン体とともに核酸となるのである.

総説

輸液—臨床検査に関するその基礎的知識

葛西 森夫 , 小野寺 時夫 , 佐野 奠

pp.555-559

 体内に注入される輸液には,電解質液,糖質液,アミノ酸液,膠質添加電解質液などがある.これらの測定値が臨床的な意義をもつためには,検査技師の正しい知識が必須である.

技術解説

血清アルギノコハク酸開裂酵素活性値—測定法の改良

高原 喜八郎 ,

pp.560-565

はじめに

 アルギノコハク酸開裂酵素(Argininosuccinic Acid Lyase:ASAL)は尿素サイクル(Krebs-HenseleitのOrnithine Cyde)のメンバーを構成する一酵素として,1949年にその酵素作用註1)がRatner1)らにより報告され,自然界では豆類2),クロレラ3),細菌類4),へびの肝-膵組織5)に,また哺乳動物では肝6),腎7),脳8),赤血球9)などの中に存在している.先天性知能発育不全児において赤血球中のASAL活性が正常値より著明に低いか,または欠損していることはすでに小児科臨床で人々の注意をひいていた.1967年著者らは,ASAL活性値の新測定法とその臨床的意義について報告10)したが,その後2,3の改良を加えたのでここにその手技を中心として解説する.臨床病理学的知見に関しては文献9,10,11)を参照されたいが,今後の応用に期待されるところが多い.

雑菌性真菌(2)

山下 憲治

pp.566-572

Trichoderma (図1)

 コロニーはまず白い綿状の気菌糸よりなり,そのところどころに鮮かな緑色を呈した部分が生じ,それが広がり,試験管斜面培養では硝子壁に近接した部分から培地の端をこえて硝子面上に緑色のコロニーが広がるが,培地中央部には緑色の部分がほとんどない.

 この緑色の部分を試験管の外から弱拡大鏡検をすると,緑色の葉の繁茂した低い樹木を思わせるものが見える(A).

私のくふう

チール・ネルーゼン染色に濾紙を

橋本 嘉夫

pp.565

 結核菌(抗酸性菌)の染色にチール・ネルーゼン法がよく行なわれているが,5%石炭酸フクシンを用いて染色するさいに,フクシンが手の先や実験台などをよごして,きたなく感じさせる.また検鏡のさい標本にフクシンのかすが付着していて成績判定に時間がかかるなどのことがあるので,これらの幣害を取りのぞくため,濾紙法による染色を考案した.

分離を早くするための検体立の改善

海藤 秀敏

pp.580

 私どもの検査室(生化学)では,非常に多くの検体が出ます.かぎられた時間にそれを測定するには,少しでも早く,その検体を分離し血清にしなければなりません.

 従来の試験管立を使っていたのではとてもおぼつかなく,次のような試験管立を特別に作らせ,使用しています.これだと血液が早く凝固するようです.試験管を斜めに置いているところがポイントです.

臨床検査の問題点・7

遊離脂肪酸の検査法

川出 真坂 , 奥山 理

pp.574-580

遊離脂肪酸(NEFA)は,生理的条件によってさまざまに変動する.それだけに,テクニシャンの"さじ加減"に左右される率も大きい.検査にあたって,心得ておかなければならないポイントは……

主要疾患と臨床検査・7

甲状腺疾患と臨床検査

伊藤 国彦

pp.581-585

甲状腺疾患について

 甲状腺疾患にさいして施行される臨床検査法を理解するためには,甲状腺の疾患の種類を知っておいた方がよいので,まずその概括を述べてみたい.

 甲状腺疾患は,甲状腺そのものに現われる変化すなわち器質的病変と,甲状腺機能の異常すなわち機能的病変の2つの面から考えなくてはならない.前者は甲状腺腫としてみとめられ,後者の機能的変化は,内分泌疾患に通有な機能亢進,正常,機能低下の3者に分けることができる.甲状腺疾患の分類を甲状腺腫と機能異常の2つの面よりみると表1のようになる.甲状腺腫はびまん性甲状腺腫と結節性甲状腺腫に分けることができる.びまん性とは甲状腺組織が一様に肥大増殖したもので,甲状腺の形状を保ったまま腫大している.結節性とは甲状腺内に発生した腫瘍であり,甲状腺の一部にいろいろな所見の腫瘤としてふれるようになる。したがってこの両者は同じく甲状腺腫と表現しているが,その成り立ちは全く異なっているのである.

ニュース

顕微鏡試験のむずかしさを知る—第1回細胞検査士認定試験を終わって フリーアクセス

橋本 敬祐

pp.586

 このほど(3月10-11日)ようやく細胞検査士認定試験(日本臨床病理学会,日本臨床細胞学会共催)の第1回を終了し,8名の合格者を発表することができた.細胞検査士はアメリカでいうCytoscreenerに相当し,他の多くの化学的生物学的技術を主にした臨床検査のうちでは,より医学的ニュアンスの濃い専門領域ということができる.

 したがってこの方面の業務,教育,認定試験制度すべてが他の部門よりおくれて,近年ようやく取り上げられるようになったことは容易に理解しうるところである.

第18回日本衛生検査学会開催される—名古屋 フリーアクセス

pp.595

 18回めを迎えた日本衛生検査学会は4月26-27日・名古屋市内の愛知文化講堂を中心に7会場で開催された.参加者は約3000名(主催者調べ)に達し,各会場とも若い技師たちでほぼいっぱいになり,熱心に口演に耳をかたむけていた.なかでも,壁に研究成果を簡明に記し,予定の時間になると発表者が説明を加え,さらにその場で質問に答えるいわゆる"示説発表"はかなりの好評を得ており,集まった技師たちは"動かない記録"をカメラにおさめたり,気軽に質問したりしていた.この他,特別講演に外人講師(ルイス・パチノー博士)が,初めて加わったことも特筆すべきニュースであった.

 また,前回の札幌大会の時の要望もあつてか,器械器具,試薬,臨床検査関係書の展示も2会場にわたり,かなりの混雑をみた.

1ページの知識 生化学

定量分析

永井 淳爾

pp.587

定量法の特性

 前回は分析法の1つである中和法についてふれた.中和法は容量分析法(Voulmetric rnethod)の1つである.では容量分析法とはどんなことか,その一般論について説明する.

 容量分析法とは,定量しようとする物質と定量的に反応する試薬を選び,その試薬の一定濃度の溶液(標準液)を作り,これを反応が完結するまで試料に加え,この標準液の容積から試料の量を計算する方法である.容量分析法では重量法のように,試料の秤量型(先に説明した)の重量を毎回はかる必要がなく,ただ標準液の容積さえ読めばよいので操作が簡単であり,連続的に分析を行なうのには都合がよい.しかし現在の臨床検査室では,技術員1人あたりの検体数が増加しているため,処理能力のうえからこの容量分析法も適しにくくなり,比色法がこれにとって代わっている.

1ページの知識 血液

血球計算の誤差をなくすには(7)

大橋 辰哉

pp.588

網赤血球算定について

 ブリリアント・クレシル青による超生体染色法(湿潤法)がもっとも普及しているが,標本作成時の注意は,カバーグラスを軽く押えつけて血液滴を広げることである.これによって赤血球は重ならずに広がり,静止する.

 顕微鏡下算定に当たって,まず赤血球が重ならずに散在し,静止しており,赤血球が一様にきれいに円形にそろって,かつ一様に染色されているというところを探し出す.

1ページの知識 血清

混合凝集反応

安田 純一

pp.589

直接混合凝集反応

 形態学的に識別でき,血清学的に関係のない2種の菌を,それぞれに対応する抗血清を混ぜ合わせた中に加えると,それぞれの菌は自分たちどうしで凝集塊をつくり,2種の菌が入りまじった凝集塊はできないことをTopley,Wilsonら(1938)は観察した.しかし,肺炎球菌XIV型とヒト赤血球とをウマ抗肺炎球菌血清に加えると,両者が入りまじった凝集塊をつくる.これは,肺炎球菌XIV型とヒト赤血球との表面にある共通抗原が抗体によって橋渡しされる結果である.この術式(直接混合凝集反応)はCoombsらによって,細胞表面の抗原の検査に広く応用されるようになった.

1ページの知識 細菌

腸内細菌科の菌(3)

木村 貞夫

pp.590

確認同定のための検査

 前号でのべた乳糖非分解の菌について,さらに確認同定のための検査をすすめるわけであるが,これには,生化学的性状の検査と血清学的性状の検査がある.腸内細菌科の菌の生化学性状の検査は,ほかの菌にくらべ精細をきわめ大きく分けて(1)糖分解,(2) IMViC系の検査,(3)硫化水素産生能,(4)チトクロームオキシダーゼの有無,(5)尿素分解,(6)フェニールアラニンデアミナーゼの有無,(7)アミノ酸脱炭酸酵素の有無,(9) KCN利用能,(10)ゼラチン液化能などがある.これらのすべてを行なうことは,一般の検査室ではできないし,また前々号でのべたKauffmann分類の14のGenusのどれかまできめるためには上記の検査が必要であるが,大まかな分類を行なうには必要ではない.たいていは,上記の(1)—(3)時に(4)—(7)を行なうだけで十分である.糖分解で重要な糖は,ブドウ糖,乳糖,白糖,マンニットの4つであり,これでだいたいの目的は達せられる.実際に検査を行なうには,疑わしい集落をTSI寒天培地,SIM寒天培地,VP培地の3つに同時に接種してみる.

1ページの知識 病理

組織の染色(1)

川井 一男

pp.591

1.核の染色

 薄切切片をスライドグラスに貼付し,そのまま透明化しても細胞組織の詳細は判定できず.光学顕微鏡による観察には適しない.位相差顕微鏡によれば細胞の構造を見ることができるが,視野が暗い点や観察法に習熟を要するので一般的ではない.視覚によって細胞組織の成分や構造を判別するには,色素を用いて染めわけるのが最も便利であり,このために細胞組織の染色技術が広く発達してきた.

 近代細胞学が細胞の重要成分は核と細胞質であることを示してより,核を区別する方法として1865年ベーメルがヘマトキシリン染色を提唱して以来,多くのヘマトキシリン染色法が発表された.ヘマトキシリンは組織学や細胞学においてはメチレン青(および誘導体)とともに,最も優れた基本的な核染色剤となっている.

1ページの知識 生理

論理回路(1)

宇都宮 敏男

pp.592

 ディジタル電子計算機における各種の演算は論理演算である.これは論理回路(Logic circuit)で実行する.演算を次の例により解説しよう.

 防犯戸締りは図1のように,複数の扉にスイッチを設け,それぞれは扉が閉じているとき閉じ,開けば開くものとする.これを直列にして電流を流しておくと,どの扉が開いても電流が切れ,リレーは働かなくなり,リレーに電流が通じると断となるような接点が閉じてベルがなる.これを論理式で示すと,

1ページの知識 一般

世界の安全規格

樫田 良精

pp.593

一般規格と安全規格

 日本でもよく知られているアメリカのUL規格は,アメリカの火災保険会社の研究所Underwriters' Laboratories Inc. が作った電気機器の安全規格の略号である.

 現在,工業製品の一般規格としては,表1のように各国にそれぞれ標準規格が設けられており,わが国のJIS,アメリカのASA,ドイツのDINなどを知っている人は多いと思う.

論壇

衛生検査技師の将来

児玉 威

pp.596-597

 臨床検査の中央化とか中央検査部の設置とかが行なわれるようになって,すでに十数年になり,衛生検査技師も試験検査を担当する専門職として,社会的にもようやく大きく認められるようになった.養成校の数も55に達し,新卒も2000名をこえるようになり,検査技術者の絶対数の不足から就職率もよく,まことによろこばしい現況である.しかし一方,衛生検査技師法施行からすでに10年の歳月を経て,そろそろ量の充足から質の向上に目を向けなければならない時期にはいっており,その将来については問題点も多い.

座談会

検査室の設計

伊藤 誠 , 中 甫 , 土屋 俊夫 , 福田 寛 , 高橋 昭三

pp.598-605

 検査を正確・迅速に進めるには,医学的な面ばかりでなく,建築・設計の面からも,効果的に働けるように考えていくこともたいせつであろう.特に最近は,都市化に伴う建築の高層化など,新しい問題がいろいろと出てきている.そこで今月は,新しい建築学の成果をもとに‘検査室の新しいデザイン’を検討してみよう.

研究

臨床化学検査の誤差の検討

村上 宏

pp.606-607

はじめに

 臨床化学検査が診断を進める上に重要な役割をもっていることは,あらためていうまでもない。臨床家が正しい診断を下せるために,臨床化学検査もまた信頼性の高いものでなければならない。しかし従来の報告によると,同一試料を処理した結果でも,検査機関の問でその成績はかなりのバラツキをもっており,単なる測定誤差として見過ごせる限界をはるかに越している場合も決してまれではない.このようなバラツキの原因が究明され,より正しい診断への道が開けることを願って,数多い臨床化学検査結果の検討報告の中から,1964年に日本消化器病学会肝機能研究班が行なったトランスアミナーゼ測定値の実態調査をとりあげ,これについて私見を記してみたい.

アルブミンのZn. T. T. 値およびT. T. T. 値に及ぼす影響について

青木 哲雄 , 出原 朗 , 中島 清一 , 米沢 文子

pp.608-610

 肝機能検査法として硫酸亜鉛混濁反応(Zn. T. T.),チモール混濁反応(T. T. T.)は多くの病院で行なわれているが,測定方法や試薬などに多くの問題があり精度管理のむずかしい検査である.また,Zn. T. T. は血中γ-グロブリンと,T. T. T. はγ-グロブリンならびにβ-グロブリンの一部と反応するといわれている.しかし,血中アルブミンがこれら両検査値に及ぼす影響については,十分な検討が加えられていないようである.今回はZn. T. T. 値およびT. T. T. 値と血中γ-グロブリン量との相関を再検討するとともに,血中アルブミンおよび総タンパク量がZn. T. T. 値およびT. T. T. 値に,どの程度影響を及ぼすか考察を加えたので報告する.

毛細管免疫沈殿法による血清βリポタンパク測定の問題点—抗原抗体結合物が完全沈殿を生じない場合

富田 仁 , 堀田 勝弘

pp.611-614

はしがき

 最近,脂質代謝異常が注目されてくるにしたがって,血清脂質—コレステロール,中性脂肪,燐脂質,遊離脂肪酸,リポタンパク—の測定が盛んになった。なかんずく血清βリポタンパクは,Heiskellら1)の免疫学的定量法が,Hyland社により簡易キット化され市販され,さらに本邦でもヤトロン,栄研などでも製作され市販され,その使用が著しく盛んになった.著者2-7)もその測定法,問題点など,これまでしばしば記述したが,数多くやっているうちに,抗原抗体結合物が完全に沈殿せずに,上部ないし中間に浮遊する場合が見られるようになった.そのような場合いかに処理したらよいか検討した.

Lowry法によるβ-リポタンパクの定量法

北原 邦雄 , 南部 久

pp.615-618

はじめに

 最近,β-リポタンパクは脂質代謝異常の1つの指標として,日常検査に広く用いられるようになって来ている.検査方法の原理として,電気泳動法,超遠心分離法,免疫沈殿法,ポリアニオンと結合物を作る方法などがあり,この原理を応用した数種の測定キットが市販されている.本報告はデキストラン硫酸により生成したβ-リポタンパクの沈殿をLowry法1)で,牛血清アルブミンを基準にして測定することを試みた結果をまとめたものである.

血清Ca測定kitの使用経験

大場 操児 , 林 康之 , 村上 次夫

pp.619-623

はじめに

 血清Caの測定は,沈殿法1,2,3),EDTA滴定法4,5),直接比色法6,7),炎光法8),原子吸光法9)などに大別される.しかし沈殿法はCaの沈殿成生物を洗浄する際に,沈殿物の流出が起こりやすく,溶血,黄疸血清はEDTA滴定法の終末点の判定を困難にし,炎光法では燃料による温度,気化槽のぐあい,共存物質の影響が強く,一長一短がある.原子吸光法はまだ検討されつつある状態であり,基準液に何を選定するかという基本的な問題が残されている.これらの定量法の中で日常検査法として採用されているもののうち,Sobel,Clark & Collip法は手数が多いためか敬遠され,検体の微量化,迅速さ,簡便さ,および経済的な理由などから,炎光法,光電比色法,EDTA滴定法を利用しているところが多い.われわれの全国的な集計を見ても374施設中,後者の利用率は39%,34%,17%とほぼ90%が炎光法以下の方法によっている10)

 私たちはこのたび,Ferro & Ham法3)を改良したWebster法11)によるCa測定Kit (Haury社)を入手する機会を得たので,Plasmocorinth Bを指示薬とするEDTA滴定法4)を基準とし,他の方法と比較し検討したので,その結果を報告する.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

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63巻3号(2019年3月発行)

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63巻2号(2019年2月発行)

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

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増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

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今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

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今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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