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文献詳細

雑誌文献

臨床検査13巻8号

1969年08月発行

文献概要

1ページの知識 病理

組織の染色(2)

著者: 川井一男1

所属機関: 1国立大阪病院研究検査部

ページ範囲:P.681 - P.681

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3.核染色剤のいろいろ
 光学顕微鏡標本では核を染め出すのに,たいていはヘマトキシリンが用いられることはすでに述べたが,核が紫色に染まったのでは判別が困難な染色法では他の色調の色素が使われる.核を赤く染めだす色素としては,マロリー染色の酸フクシンやアゾカルミン,弾性線維染色や線維素染色のケルンエヒトロートやリチオンカルミンなどがあり,サフラニンを用いる例(鉄染色)もある.メチルグリーンは核のDNAを青緑色に染める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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