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血清トランスアミナーゼ測定標準操作法補遺—日本臨床病理学会・日本消化器病学会・肝機能研究会
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ページ範囲:P.700 - P.702
文献購入ページに移動 当研究斑はさきに血清トランスアミナーゼ測定の標準操作法について一案を発表し,それが多数の方々の賛同のもとに広く使用されている.ところが一部の方々からこの操作法によると正常値の範囲が,従来の文献の値よりかなり低いようであるという意見が出されてきた.当研究斑でもこの点に気づき検討を加えてきたが,このたびようやく意見の一致をみて,ここに再びわれわれの趣旨を明らかにすることになった.
さきに発表した案を精読していただけば明らかなように,われわれはトランスアミナーゼの単位としてWroblewski-Karmenの定めた単位すなわち340mμの吸光度の変化が毎分0.001である場合を1単位と定めることを提唱している.しかし,実地上この紫外吸収法はルーチン操作には不適当であり,かつ費用もかかるのでReitrnan-Frankelの比色法に準じた方法を採用したのである.
さきに発表した案を精読していただけば明らかなように,われわれはトランスアミナーゼの単位としてWroblewski-Karmenの定めた単位すなわち340mμの吸光度の変化が毎分0.001である場合を1単位と定めることを提唱している.しかし,実地上この紫外吸収法はルーチン操作には不適当であり,かつ費用もかかるのでReitrnan-Frankelの比色法に準じた方法を採用したのである.
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