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特集 日常検査法—基礎と要点 検査室の基礎知識 Ⅱ.試薬の作り方・扱い方
標準液
著者: 西村民男1 今井利夫2
所属機関: 1北里大衛生学部化学科 2北里大衛生学部衛生技術科
ページ範囲:P.1172 - P.1176
文献購入ページに移動臨床分析で使用されている標準液は,大別して容量分析用,臨床分析用,pH測定用とに分けられる,前2者については,標準試薬(物質)を正確に秤量して,メスフラスコで一定容量に溶解稀釈して作ったものが1次標準液であり,また試薬を所要濃度に溶解稀釈し,標準試薬(物質)または1次標準液,あるいは十分信頼すべき純度の試薬(物質)を用いて,その濃度を決定したものが2次標準液である1).pH測定用標準液はpH測定用試薬を規定に従って溶解したものである.
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