icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻12号

1970年12月発行

特集 日常検査法—基礎と要点

部門別の基礎技術 Ⅱ.臨床化学

血清脂質

著者: 川出真坂1

所属機関: 1三重大・臨床病態学

ページ範囲:P.1221 - P.1224

文献概要

はじめに
 臨床化学分析の技術は,迅速,簡易,微量化の方向をめざして進歩してきた.これは脂質の測定法についても例外ではない.たとえば,総コレステロール,リン脂質の測定に脂質の抽出を省略した方法や,中性脂肪の測定に酸素法の導入のごときである.これらはすでに成書に記載され,あるいはキットとして発売されているので,ここではこれにふれず,われわれが現在日常検査として実施している方法を紹介することにする.その内容は,コレステロール,エステル型コレステロール,リン脂質,中性脂肪,遊離脂肪酸の測定法である.いずれも簡易性および正確度ですぐれていると思われるものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら