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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻12号

1970年12月発行

文献概要

特集 日常検査法—基礎と要点 部門別の基礎技術 Ⅳ.細菌学

結核菌,真菌(痰)

著者: 徐慶一郎1

所属機関: 1関東逓信病院第1臨床検査科

ページ範囲:P.1288 - P.1292

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まえがき
 喀痰の細菌学的検査といえば,まず第1に取り上げられるのは,結核菌に対する検査であるが,これに次いで,結核としばしばまちがわれるカンジダ,アスペルギルスなど,真菌の検査が問題になる.
 これらは主として肺の慢性感染症の際であるが,急性の肺感染症では,むしろ,一般細菌,なかでもブドウ球菌,レンサ球菌,肺炎球菌などのグラム陽性球菌をはじめ,肺炎杆菌,インフルエンザ菌,緑膿菌,その他のグラム陰性杆菌が問題となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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