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1ページの知識 生化学
試薬の分注
著者: 降矢熒1
所属機関: 1東女医大・生化学
ページ範囲:P.1453 - P.1453
文献購入ページに移動 定量操作では試薬の添加が多くの部分を占めている.これをいかに合理的に行なうかは,その能率と精度に大きな影響をもっている.
以前はホルピペットやメスピペットが用いられていた.これらの欠点は,口を使うため,感染や悪ガスを吸い込むなどの危険があることである.そこでピペット類にゴムキャップをつけたり,あまり正確を要しないときは駒込ピペットを用いることもある.ピペット類は排出時間を一定にする必要があるから,ゴムキャップをつけるときには,その圧し方を一定にする必要がある.自然排出を望むときには,ゴム製ピペッターや百瀬式ピペットを用いる.またビューレットを用いて分注することもある.メスピペットをビュレーット替わりに用いることもあるが,精度はかなり落ちる.多くの型式の自動ビューレットの中には試薬の分注に適したものがある.
以前はホルピペットやメスピペットが用いられていた.これらの欠点は,口を使うため,感染や悪ガスを吸い込むなどの危険があることである.そこでピペット類にゴムキャップをつけたり,あまり正確を要しないときは駒込ピペットを用いることもある.ピペット類は排出時間を一定にする必要があるから,ゴムキャップをつけるときには,その圧し方を一定にする必要がある.自然排出を望むときには,ゴム製ピペッターや百瀬式ピペットを用いる.またビューレットを用いて分注することもある.メスピペットをビュレーット替わりに用いることもあるが,精度はかなり落ちる.多くの型式の自動ビューレットの中には試薬の分注に適したものがある.
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